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「ヒマがない」は、言い訳だ。あじさい折りに挑み続ける小5の物語

いっくん、ついにここまで来ました。
あじさい折り「斜め折り四段ピラミッド」。

はっきり言って、小学生の折る作品ではないぞ。やばいぞ。学校内で彼に並ぶあじさい折りプレイヤーは、たぶんいません。

さて、今日のコラム。主役はもちろん、いっくんです。

❶未経験者から布教者へ。
❷磨かれる精度。
❸時間は自分で創るもの。
では、どうぞ。

❶未経験者から布教者へ。
いっくんは昨年の秋ごろに私と出会い、あじさい折りの登竜門である「基本形A」を教えました。

それから数日後、YouTubeから応用作品「ダリア」を自力で覚えてきたと思ったら、いつの間にか彼の友達も作ってきている!

少し前まで折り紙をほとんどやったことがなかったのに、何ということだ。いっくんは折り紙どころか、大人でも苦労する「あじさい折り」をクラスメイトへ急速に広げていきました。

❷磨かれる精度。
思えば、あの頃から「斜め折り四段ピラミッド」を折ることが目標だったのではないでしょうか。

同級生のライバル達をごぼう抜きにして、ひたすら鍛錬を重ねるいっくん。ついに記念すべきファーストピラミッドを完成させたのは、今から2ヶ月ほど前のことです。

それからというもの、難しい仕込みの方法「ルート分割法」もモノにして、テキストも見ずにひたすらピラミッドを作り続けていた気がします。

いくつ失敗作を積み重ねたでしょうか。私が知らずに捨てられていったものを含めれば、数十個?

そして、今回の作品ときました。
正方形の間のスキマが、均等に広がっています。上下左右のズレがない証拠です。紙の破損も見当たりません。

うーん、申し分ない!

❸時間は自分で創るもの。
いっくんは、何かと忙しいようです。塾の勉強に塾の宿題、他の習い事も、いくつかやっているみたい。

しかし、この成長ぶりを見ると、彼は折り紙にかなりの時間を費やしているように思えます。時間の使い方が上手なのでしょう。

私たち社会人は、何か新しい事をやる際に「ヒマがない」といって躊躇してしまいます。しかし、彼を見ていると、それは言い訳にしかなりませんね。

本当に打ち込みたい趣味があるなら、何とかしてそれをやる時間を作っていける。そんな勇気をもらう日々です。

#あじさい折り #折り紙 #折り紙作品 #おりがみ #origami

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