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高校〜今までに取得した資格の感想① 【消防設備士編】

高校時代、一時期資格取得がハマって毎年何かしらの資格試験を受験していた時期がありました。
大人になってからも時間を見つけては資格取得のために勉強を続けていて、
気がつけば20種類以上の資格を持つようになりました。資格マニアからすれば全く話にならないですが、もしかすると何らかの資格を取得しようと考えている人に対しては有益な情報もあるかもしれないと思ったので、今回は資格取得に関する記事をいくつか書いて行こうかなと思っております。
この資格取得はというのは大体中学生位の英検あたりからスタートするのが普通な気がしていますが世の中にはもっと色々な種類の資格が沢山あるので、自分が興味のある資格を探すところから始まると思いますが、もし私が親なら資格取得は小学生の頃から推奨すると思います。

例えば今回テーマにした消防設備士の資格ですが、難易度に幅があるものの、
消火器の点検整備が行える乙種6類、興味を持てば5〜6年生でも取得出来ると思う難易度。
実際に小学生での消防設備士合格者はいたとの事です。
学生であればほぼほぼ実際の作業に従事することは無いと思いますが、国家資格に合格して免状がもらえるというのは非常に大きな自信に繋がります。
しかも小中学生が合格したとなれば地元のニュースになるくらい珍しいことでしょうから子供にとっては勉強することの成功体験がプラスに働くので、
学校の勉強に加えてこうした国家資格の取得を勧めてみるのは超お勧めです。
しかもこの資格は独占業務なので他の人はやっちゃいけないことをやっても怒られないというのは子供心をくすぐると思います。
一度合格すると次の資格も取ってみようという気になれば多少わからない問題が出てきた時にも頑張って自分で調べてみようという気持ちになって、学ぶ意欲が自主的に湧いてくるものです。
願書は消防署に行けば貰えますし、記事の最後には消防試験研究センターのリンクも貼っておきますので親の皆様、お子さんに国家資格を取得させてみるのはいかがでしょうか?(案件ではありません)
ちなみに消防設備士の免状というのは下記のようなものです。

乙種は誰でも受験可能で、甲種には受験資格が必要です。

全類の消防設備士を取得してみて思うことは、基本使う事はない資格です。
消防設備業で働かないなら残念ながら全く必要ない資格です。
消火器の使い方と避難器具の扱い方と非常時に消火栓のホースを使って消火を行う際には自動火災報知器の非常ベルを鳴らしてポンプを作動させないとうまく水が出ないよということさえ覚えておけば一般人が消防設備士を取得する意味はほぼ無いと思ってます。防火管理者の受講くらいで十分だと思います。
後は話のネタになるのと見識が広がるくらいでしょうか。
消防設備業で働くなら必須資格です。
今の私にとっての消防設備士資格は自己満足位ですね。

でもこの消防設備士資格は取得心をくすぐってくる中々巧妙な資格です。
まず乙種というのは誰でも受験できる資格で、1類から7類まであり6、7類だけが甲種がない資格です。
ちなみに甲種は工事、整備、点検が行えて乙種は整備と点検だけが出来ます。
この資格は電気工事士の資格を持っていると非常にメリットが大きい資格で、
電気に関する部分が免除されるという嬉しい制度がありますし、沢山ある甲種の受験資格の中で電気工事士は受験資格の一つにもなっています。
私は電気工事士の資格を受験資格にして甲種を受験しました(特類以外)

ただ甲種特類というのだけは別格で、この受験資格は甲種1〜3類のどれか1つを取得している事+甲種4類+甲種5類を取得している事が受験資格というなかなかハードな資格となっています。甲種特類の合格率は20%台のようなので、
この受験資格を考えれば簡単ではないと思います。しかも需要がほとんど無い!
ちなみに私が甲種特類の受験勉強をした時の勉強法としては、特類の参考書は全て購入して防火に関する知識を勉強し、あとの各種消防設備に関する勉強法としては、1類から5類の参考書を引っ張り出してきて問題を解きまくり復習を兼ねて覚えました。
後はネットで受験した人たちのどんな問題が出ていたというようなコメントを読んでみたり、甲種特類を受験した人が売っていた問題集を購入したりして、
とにかく実際に出たであろう問題の情報集めを行って幅広く勉強した記憶があります。
あとは実際の問題を読んで冷静に考える事が大切だと思っています。
こんなことをしたら普通に考えておかしいよね?というような問題もあるので、全て丸暗記に頼るのは良くないと思います。
現在、特類消防設備士を受験される皆様、範囲が広くて大変でしょうが頑張ってくださいね!

受験申し込みは下記からでもOK
消防試験研究センター


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