noteを二ヶ月間毎日更新してわかったこと
ここまで開始してから二ヶ月間、本気でnoteに取り組んできました。
その結果、累計でのビュー数は56000、スキは7000というところまで来ることができました。
月間でいうと4万ビューです。
あくまでも自分の中での全力ということ。
Twitterもやってませんし、キャンペーンなどの仕掛けなどもなし、
ただひたすら真面目に1日3回投稿する、というやり方(3回にしたのは開始してから20日目からですが)。
まぁ「1万ビュー行きました!」などの報告でお茶を濁したこともありますが、朝昼は出来るだけ英語の習得に役に立つつぶやきを投稿し、そして夜は毎日3500文字レベルの文章を投稿し続けての結果です。
ただ、累計で5万ビューに達した時のつぶやきでも書きましたが、
1万から2万ビューに増えた時のペースを考えると、そこから先も、成長するほどに伸びのペースはもっと上がるものだと思っていましたが、ここ3週ぐらいは1週間に1万ビュー増えるというペース。つまり完全に横ばいになりました。
ですから恐らく次の1ヶ月も同じことをやれば、累計で10万ビューには達するだろう、というところ。
ただ、このビュー数というのが曲者で。
PVではなく「全体ビュー」
僕は最初、これをPV(ページビュー)だと思ってありがたがっていました。そんなに沢山の方に読まれているのかと。
ところがよく見たらお分かりのように、「全体ビュー」となっています。
「PV(ページビュー)」が実際にクリックをしてそのページを訪れた人の数なのに対して、
「全体ビュー」は誰かのタイムラインの端っこに表示されただけでもカウントされる数字。
本当に読んでくれている人の数を表わしたものではありません。
極端に言えば、フォロワー数が多くて投稿数が多ければ、それだけ誰かのタイムラインには登場することになって、この数字は上がるんです。読まれなくても!
このことを知ってから、この数に対する思い入れというのがすっかりなくなってしまいました(まぁ一応継続のための目標にはしていましたが)。
これはおそらくnoteの運営が、PVを表示するようにするとその数字があまりにも小さくなってしまい、ユーザーがやる気をなくしてしまうだろうと考えて、わざわざこの数字を表示させているのだと思います。
でもせめて選べるようにしてほしいですよね。現状、PVを知りたければ月額5万円を払って法人向けの「note pro」(月500円のnoteプレミアムとは違います)を利用するしかありません。
PVのために月5万!(千鳥ノブの言い方で読んでください)
ですから大丈夫とは思いますが、「あなたのnoteのPV増やすのを手伝います」的なコンサルサービスには気をつけましょう。PVって言っている時点で何もわかっていない、ということですから。
自分には、noteを始めるにあたって実現したかったことが明確にあって、それは
「英語が使える日本人を増やす」こと。もちろんこんなこと一朝一夕には行きません。
そのためにはその厳しさ(英語習得の極意)をきちんと伝え、そして自らがどうやって英語が使えるへの扉を開いたか(TOEIC920までの道のり)も紹介することで、「よし、自分もやろう」と本気で取り組む人の数を増やすこと。
一人でも多くの(そうとは知らずに)英語が使えるところまで届かない勉強をしている人に、このメッセージを送ること。
つまり「英語が使える日本人を増やす」、その種を蒔く作業
でした。が、ここまで本気で取り組んでみて、その目的にはnoteはあまり適してないことがわかりました。
noteの拡散能力のなさ
noteについて、自分の想定と一番違っていたこと、それはそのSNSとしての拡散能力がそれほどでもない、ということ。
たまたま記事を目にしてくださった方が、気に入ったらフォローする。そうすると、次に自分が更新した時にその方のタイムラインに現れるようになる、というだけで、そこから先の拡散というのがないんですよね。
Twitterのように、そのフォローした方のフォロワーにも伝わる仕組みがあれば、一気に広がるようになるのでしょうが。でもこれは炎上の原因にもなりうるので、あえてそうしない仕様にしているのでしょう。
フォロワーの数は千を超えて、そして全体ビューの数も累計で五万に達したものの、新しく読んでくださる方の数が劇的に増えた、という実感もなく
「スキ」を押してくれる方もほぼ固定です(押してくださった方、本当にありがとうございます、どれだけ支えられたかわかりません)。
もちろん読むだけで何もアクションを起こさないって方もいらっしゃるでしょうし、その数は増えてるんでしょうが、
自分が期待していたような、発信したメッセージを「指数関数的に拡散」できるメディアではない、ということがよく分かりました。
まぁこれについては最初によく調べなかった自分のせいです。
過去記事の読まれなさ
それに加えて、それよりももっと深刻な問題は、過去の記事が読まれないということ。
週間のビュー数をチェックすると、今週書いた記事は軒並みビュー数は400以上ですが、
先週のものになるとガクッと落ちて、
10日前に書いて、スキの数も多かった「上級者になれる人と初級で留まる人」
の今週のビュー数は31です(先週は500を超えていたのに)。一週間経っただけでこれだけビュー数が落ちる。
しかもこれ全体ビューの数ですからね。実際に読まれた数なんてどれだけ少ないのでしょうか。
いや、もしかしたらこれがタイムラインに並んだだけの数を抜いた、実際に読まれた数なのか。。。
一番読んでいただきたい「TOEIC920までの道のり」に関しても、
第一話の週間ビュー数は先週はたったの18です。
なるべく露出するように、新しい記事の中にもリンクを貼っているんですが、それでもこの数字。
まぁそれぐらい少なくても、毎週一人二人ぐらい、ハマってくださって、全話にスキを押しながら一気読みをされる方はいらっしゃり、
そういう方を見ると、「あぁ役に立ったのかな」とは思うんですが、いかんせん読まれる数が少なすぎる。
それは「英語習得の極意」シリーズもそうです。英語を習得する上で大切なことについて、本当に時間をかけて書いてきましたが、その第一話
の先週のビュー数は5です。もう読まれてないのと同じ。
「920までの道のり」と「英語習得の極意」、これら2つのシリーズについてじっくり伝え、本気で英語に取り組む人を増やしたい、というのがnoteを始めた理由だったのに。
とにかく過去の記事が読まれないっていうのは、これはnote の構造上の大きな問題だと思います。
いや、お前の文章が、もっと他の記事も読みたいと思わせるほどよくはないからなんだよ、と言われてしまうとそれまでですが。
でもブログだとその人の過去記事を遡って読もうということはよくありますからね。
noteの場合はそれが起こりにくい、もちろんマガジンという機能はありますが、この数字を見るとあんまり機能している、とは言えません。
結局、現在リアルタイムで読んでくださってる方にしかメッセージを届けることはできない。
その中で自分が伝えていることが本当の意味で役立っている人、というとごくごく僅かだと思います。
かといって、ビュー数を増やすために今のようなペースで更新を続けたら、記事の数はめちゃくちゃ増えてしまって、本当に読んでいただきたいものがどんどん埋もれていきます。
なんにせよ、こうやってちゃんと読んでもらいたい記事があっても、note内での仕組みに頼っていては限界がある(というか、お話にならない)ので、Google経由で外から、あるいは他のSNSを使って連れてくる以外ない、ということ。
ということで2ヶ月間 note を「ガチって」きましたが、ガチるのはここまでとします。
ただ、完全にやめてしまうわけではありません、今までのような毎日3回投稿は終わり、ということ。不定期の更新になりますので、更新情報を見逃さないよう、まだの方はぜひフォローしておいてください。
これからは、ここまでに書いたことをもっとたくさんの方に読んでいただくことのために時間をかけます。
noteのおかげで可能になったこと
ネガティブな記述ばかりになってしまいましたが、自分の目的に照らすと、というだけです。それもしっかり前もって調べていなかったから。
noteだったからこそ可能になったこともあって、何より大きかったのは、頭の中にあったアイデアを、記事という形でアウトプットできたということです。
前々からそれをやろうとは思っていたんですが、とにかく怠け者ですので、何千文字もかかるようなものを沢山書くというのは、自分にとっては大変な作業でした。
でもこうやって形にしておかないと、例えば自分が急死した時に、誰にも伝わらないで終わってしまいますよね。
父親が脳腫瘍で倒れた話をしましたが、
父はそれまでめちゃくちゃ健康だったのに、いきなりそういうことになった。だからそういうことが急に起こるかもしれない、という危機感みたいなものは、常に持っています。
だからやらなくては、と思いながらも先延ばしになっていた。
実は以前ブログをやっていて、それが急に閲覧不能になって、そこまでに書いた数百の記事が無駄になったということがあって、以来書くことに対してなかなか前向きになることができませんでした。
でもnoteではそれができた。
それもこれも、たくさんのフォロワーさんのおかげです。皆さんに楽しんでもらえるものを、少しでもためになるものを、と思う気持ちが、
ここまでつぶやきを含めると150を超える記事を書くことを可能にしてくれました。本当にありがとうございます。
まぁそうやって応援してくださる方が可視化される、その方々とつながれる、というのがnoteの最大の魅力でもあります。
ひとつお伝えしたいこと
今まで生まれてきて、全力で何かにぶつかった、という経験はありますか?
自分という人間が一体どこまでできるのか、その限界に迫ろうとしたことは?
何事も、本気で取り組まないとその面白さはわかりません。結局、自分が得られるものは、捧げたものの大きさによるのです。
中途半端な取り組みで得られるものは中途半端なものだけ
僕がその思いを強くしたのは、あのサーフィンで死にかけてからです。
人生いつ何が起こるかわからないんです。せっかくこの世に生まれてきて一度も本気出したことがないなんて、そんな勿体ないことはない。
自分の場合はラッキーなことに、「死を意識するほどの大怪我」の経験がありました。もしあそこで人生が終わっていたら、沢山の後悔が残ったでしょう。
そう考えると、その後の人生はいわばボーナスステージ。だからこそ、この後半の人生では、一切の悔いを残さず、やりたいと思ったことは全力でやろうと思い、実際そうしようとしています。
その一つの戦略が「最初にガチる」こと。
なにかに挑戦する時は最初に一気に時間を投入することで、初級を一気に駆け抜ける。だって初級が一番つまらないんですから。すべての挫折はここで起こります。
そこを抜けて上のレベルに上がれば、得られる喜びはケタ違いになる、
これを最初にサーフィンで学び、以来英語、スペイン語、中国語すべてこのパターンです。
要は自分の人生をガチろう、ということです。だって本気で取り組んだ方が絶対に面白くなるんですから。
人生面白くするのもつまらなくするのも自分次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。まだの方はぜひフォローしてつながっておいてください。「スキ」♥もお待ちしています。
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