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「手紙屋」「書斎の鍵」(喜多川泰)

はじめに

私は、人生において本を読んだ経験が数えるほどしかありません。
読書とは無縁の生活を送ってきました。
それでも、とても幸せですが、ある本と出会ったことで読書の大切さに気がつき、今では、読書をすることでもっと幸せな人生にしようと思っています。

写真:手紙屋

「手紙屋」喜多川泰

行きつけの文房具屋「TEGAMIYA」。
ここは、私にとってはとても居心地の良い場所でもあり、いつも新しい発見があるちょっと不思議な場所です。
なぜか毎週行きたくなるお店です。
そんなお店で出会ったのが、喜多川泰さんの「手紙屋」です。
私が初めて、読んでみよう!と思った本であり、私の書斎の1冊目の本です。
主人公は就職活動中の大学生。
彼が、「手紙屋」というサービスを利用し、ある人物と10通の手紙をやり取りしながら成長していく物語です。
就活生が読んでももちろんためになりますが、社会人として長く働いてきた私にも心に響く内容でした。
この本のおかげで人生初めての手紙を書くことができ、息子に渡すことができました。さらにこの本を息子にプレゼントしました。
人生に迷った時に、私の手紙とともにこの本が道標になってくれることを願って。

写真:書斎の鍵

「書斎の鍵」喜多川泰

手紙屋」がとても気に入ってしまい、もっと喜多川さんの本を読みたいと思っていたところ、またまた「TEGAMIYA」へ行った際に、店長からおすすめされたのが、「書斎の鍵」でした。
店長は、以前、人生のバイブルが何冊かあります、というようなことを言っていました。
読書をしない私は、特に気にも留めない会話でしたが、今では、それがとても羨ましくもあり、自分も現在、人生のバイブルとなる本を探しています。
前置きが長くなりましたが、間違いなく「書斎の鍵」は私のバイブルとなる1冊です。
喜多川さんの本の良いところは、自己啓発本のような内容なんですが、物語としてもとても面白いことです。
私は、上記の2冊を読んで、どちらも涙を流しました。
私にとってはそれくらい感動する場面があったということです。
書斎の鍵」を読んで私が学んだことは、「読書をすると人生が幸せになる」ことと「人を幸せにするために読書をする」と言うことです。
目から鱗とはこのことで、そんな風に考えたら、もっともっと本が読みたくなりました。
本は人生を変える力がある、とはよく言われますが、私にもそれが起こっています。
現に、「手紙屋」を読んで、息子に人生初めての手紙を書き、「書斎の鍵」を読んで、書斎を作ろうとしているのですから(笑)
本の力は素晴らしいと初めて気がつきました。

あとがき

私の書斎の1冊目、2冊目の本を紹介しましたが、私にはまだ立派な書斎はありません。
でも、今後出会う本を思うとワクワクが止まりません。
こんな気持ちになったのは初めてかもしれません。
それくらい、この2冊は私の人生を変えてくれました。
早速、次の本をAmazonで4冊ほど注文しました。

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。

素敵な本と出会えますように。

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