「猫のお告げは樹の下で」「ただいま神様当番」(青山美智子)
青山さんの本は「お探し物は図書室まで」に続いて、タイトルにある2冊を一気に読みました。
この2冊を続けて読んだら、2つの本の世界が繋がっているのに気がつきました。
「猫のお告げは樹の下で」
あらすじ
ふと訪れた神社にあるタラヨウの木。
そこには、時々不思議なハチワレ猫が現れます。
人生に気づきを与えてくれる一枚の葉っぱ。
7人の主人公と7つの短編集が、ほんのり繋がっていく。
「ただいま神様当番」
あらすじ
いつものバス停で会ういつもの人達。
ある時、突然神様が現れて、神様当番なるものを言いつけられます。
主人公たちは、最初は嫌々神様の願いを叶えようとします。
それが、自分の願いと気づかずに。
感想
青山さんの作品は、どれも読み終わった後に心が温かくなります。
今回も、笑いあり涙ありで、楽しくサクサク読み進めることができました。
どちらも短編集ですが、各話がなんとなく繋がっています。
その繋がりにクスッとしてしまいました。
各話の主人公は年齢も性別も職業もそれぞれ。
だから、いろんな人が読んで気付きがある作品だと思います。
人生を豊かに幸せに彩るには、気付きが大切です。
満ち足りていると思うか、欲に溺れるか
ありのままの自分でいられるか、仮面をかぶるか
他人を受け入れるか、拒絶するか
そして、行動するか、何もしないか。
結局、全ては自分次第なんですよね。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。
素敵な本に出会えますように。
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