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「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)

様々な賞を総なめにした推理小説です。
第57回日本推理作家協会賞受賞
第4回本格ミステリ大賞受賞
このミステリーがすごい! 2004年版第1位
本格ミステリベスト10 2004年版第1位

あらすじ
元私立探偵の主人公は、ある悪徳霊感商法をしているらしい会社の調査をすることに。
この会社にまつわる人物が複雑に絡み合っていく。

写真:葉桜の季節に君を想うということ

感想
タイトルが今っぽいので、19年も前の小説だとは思いませんでした。
いわゆる叙述トリックものですが、見事に騙されました。
様々な仕掛けが張り巡らせれており、このトリックに気がつく人はいないのではないでしょうか。

ただ、480ページは長かった(笑)
推理小説だと分かっていたので、注意深く読み進めましたが、半分くらいはメインストーリにほとんど関係なかったのではと思いたくなるくらいに長かったです。

見事に騙されましたが、私はそれほど衝撃を受けず、読了後もモヤモヤが残りました。
いくつかの事件が出てきますが、どれも中途半端に終わってしまったように感じたからだと思います。

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

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素敵な本に出会えますように。

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