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「キラキラ共和国」(小川糸)

「ツバキ文具店」の続編です。
前作に引き続き、あの鎌倉の世界に浸れるだけで幸せです。
文房具好きの私は、万年筆が登場するだけでテンションが上がりました(笑)

あらすじ
鎌倉で「ツバキ文具店」を営む主人公の鳩子。
前作に登場した、母を亡くした女の子とその父親。
彼らと家族になり、幸せだけど心の葛藤に悩む鳩子。
代書屋としては、前作に引き続き様々な人の代わりに手紙を書きます。

写真:キラキラ共和国

感想
前作同様、読み終わった後は、ほんわか暖かい気持ちになれました。
やっぱり小川さんの書く文章は、素敵です。
季節の移ろい、食べ物の表現が独特で素敵で、あったかい気持ちになります。
主人公の鳩子のように、感受性が豊かだと人生は楽しいんだろうな、と思います。

小説の序盤で、QPちゃんが鳩子に宛てた手紙が掲載されています。
母の日のお手紙です。
そういえば、今日は「母の日」でした。
なんとなく、母親に手紙を書こうと思っていましたが、さすがに照れ臭くて躊躇していましたが、ちょうど小説に母の日のことが出てきたので、書いてみました。
初めて母親に手紙を書きました。
短いけれど想いを込めて書きました。
涙もろい母親は、案の定、涙を流してくれました。
それを見て、私もジンときました。
想いを伝えるって大事なことですよね。
そんなことを思い出させてくれた小説でした。

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

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素敵な本に出会えますように。

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