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「本を守ろうとする猫の話」(夏川草介)

本屋さんで本を買うときは、「ブクログ」アプリの自分の本棚に登録している読みたい本をまず探します。
あらすじなどを読んでみて、購入するかを決めています。
ブクログのレビューも参考にします。
でも、今回の本は、なんとなく手にとって購入しました。
こういう出会いも大切にしたいですね。

あらすじ
主人公の祖父が営んでいた古書店。
主人公は、本が大好きな引きこもりがちな高校生。
突然の祖父の死により、これからの先の人生をどうするか帰路に立たされます。
そんな時、店の奥から謎の猫が現れ言いました。
「本を救って欲しい。」と。
主人公は、猫と共に本を救う冒険に出ます。

写真:本を守ろうとする猫の話

感想
また、私にとっての良書に出会いました。
「お前はただの物知りになりたいのか?」
この一文に衝撃を受けました。
今月に入り既に9冊の本を読みました。
それも読みやすい本ばかりでした。
それでも、とにかく沢山の本を読めば心が豊かになると思っていました。
でも、それだけではダメなんだと教えてくれました。

「自分の頭で考え、自分の足で歩かなければ、すべては空虚な借り物でしかない。」
「読んで難しいと感じたなら、それは新しいことが書いてあるから難しいんだ。難しい本に出会ったらそれはチャンスだ。」

読みやすい本ばかり読んで満足していた自分に気がつきました。
それはそれで心が癒やされたり、ほっこりして大切な本ですが、これからは色んな本に挑戦してみようと思います。
そして、読書を殺すも生かすも結局自分次第なんですね。

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。

素敵な本に出会えますように。

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