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「童の神」(今村翔吾)

あらすじ
平安時代、安倍晴明が凶事とした日食の日に生まれた桜暁丸。都に住む人々は、山に住む彼らを忌み嫌い、度々戦をしていた。
桜暁丸は、差別なき世を求めて朝廷と戦う。

感想
悲しい物語でした。
今で言うなら、人権問題に立ち向かった主人公。
どこに住もうが、家系がどうであろうが、人は皆同じであると言う信念のもと戦います。
戦などしたくはないけど、命令に従うしかない都の人々。
いつの世も戦は悲しみしか生みませんね。

ご覧いただきありがとうございました。
素敵な本に出会えますように。

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