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居心地悪く、大人になった。

涙に押し流されながら 何度溺れかけたか?

それでも 絶対 諦めなかった

ひたすらまっすぐ 行くしかなかったんだ

どこに向かえばいいかなんて 検討もつかなくて

これは「日向坂46」がまだ「けやき坂46」だったとき、齊藤京子というメンバーの曲「居心地悪く、大人になった。」の一節です。僕はこの曲に、いたく共感して、日向坂を追っかけました。今はもう立派な「おひさま」(日向坂46のファンの通称)です。

まさか、僕が「おひさま」になるなんて思ってもいませんでした。

日向坂46を知った理由は、日向坂46と番組で共演しているオードリーのラジオリスナー(リトルトゥース)だったから。

それまでの僕は、自分から好き好んで聞くのはヒップホップ(日本に限る)だけでした。もちろん、親や友達の影響を受けて、徳永英明とかジャニーズ系とかR&B系とかを聞くこともありました。ただそれは周りが聞いているから僕も聞いているわけであって、僕が手間や時間を割いてでも聞きたい曲ではなかった。

ここで言う手間や時間を割くというのは、CDを借りたり買ったりすること、自分でプレイリストを組んだりすることなどを言って、それはお金と時間をかけると言い換えられると思います。

まぁ、どうしてこんなタイトルでこんな内容の文章を書いているかと言うと、昨日20歳になったことがキッカケです。紆余曲折、いろんな「夢」というドラマを見て年齢的には大人になりました。

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その一つ一つのドラマはすべて途中で打ち切り。

たくさんの夢を見てきました。バスの運転手、お医者さん、サッカー選手、カメラマン、博士。。。ほんとにたくさんの夢がありましたが、どれ一つ叶えられていないままです。中には諦めた夢もたくさんあります。

途中で終わったものは、とても心持ちが悪いです。その悪い心持ちを体のどこか(おそらく大腸のちょっと上あたり)に抱えながら、僕は大人になりました。

でも、それは決して悪いことだとは思いません。確かに心持ちは悪いですが、それでも道を歩いて、今ここに生きています。決して、良いことだと見栄を張ることもしませんが、道を歩いてここまで生きてきました。

心持ち悪く、大人になった。

過去のその全ては

未来のためにあるんだ

退屈なまま 大人になった

満足のいく大人はまだまだ先の未来にあるようです。

気が付けば、ヒップホップからかなり遠いアイドルグループのファンになっていました。

遠回りでいいから、ゆっくりでいいから、色んな山を歩いていこうと思います。

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