瀬川雅峰『辰巳センセイの文学教室』上下巻にて発売中

元ビジネス誌記者にして、今は国語教師兼小説家。恋愛”文学”ミステリー「辰巳センセイの国…

瀬川雅峰『辰巳センセイの文学教室』上下巻にて発売中

元ビジネス誌記者にして、今は国語教師兼小説家。恋愛”文学”ミステリー「辰巳センセイの国語科授業」にて、第8回ネット小説大賞を受賞しました。宝島社より上下巻にて好評発売中です。

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辰巳センセイの文学教室~書籍情報

あらすじ ――辰巳祐司は国語科のセンセイ。ゆえに武器は言葉。  ある日、階段の下で血を流して倒れていた美術部の生徒、結城琴美。事情を密かに調べはじめた辰巳だったが、現場から消えたスマートホン、欠勤の続く美術教師、もう一人の少女の存在……と事件は次第に複雑に、そしていつしか森鴎外『舞姫』を思わせる構図を描き始める。  一見バラバラに見えるいくつものピースでは、やがて一点に収束。辰巳の追加講義によって謎と心は優しく解かれていく。 「圧倒的な構成力」と絶賛された、現実×文学

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      【コミック版】ガチで死にかけたおっさんが長編小説書いて書籍化作家になったドキュメンタリー自己紹介by砂臥環様

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        『辰巳センセイの文学教室』フリーPOP集。※自由にコピー、印刷してご利用ください。

        • 専門誌で「記事は小学5年で読めるように書け」と教育された元ライターが文章のわかりやすさについて語ってみた。【瀬川の執筆メモ②】

           最近ツイッターを見ていると、わかりやすい文章を書こう、という話題に対して「小学生でも読める文章にしろとか、馬鹿にしてるのか」と噛みついている人を見る。どうも、小学生でも読める文章=稚拙で子供向けの文章、と捉えてしまっているらしい。 ……いや、そうじゃないんですよ。  専門誌ライター時代、記事は「小学5年以上で読めるように書け」と言われた。小学生までに触れている標準的な語彙、文章構造の複雑さを念頭に置いて、難解な専門誌の記事を書いた。  そのためには書き手が物事を正確に

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        • 大病で覚醒したおっさんが書籍化達成、小説家になる夢を叶えた話
          3本

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          何かが覚醒した夏休み~史上最大の宿題作戦~@小学3年生

          こんにちは。おっさん瀬川です。世間ではちょっと短めの夏休みが終わり、各地で学校が始まっています。 夏休みといえば、宿題。その後の人生に様々な影響を及ぼしたおっさん瀬川史上最大の「宿題作戦」の思い出話です。しょうもないですよ(・ω・) 序 戦況 8月31日朝、小学3年生の瀬川少年の戦況はとことん煮詰まっていた。  目の前にある夏休みの宿題はまさしく山。うんざりする特盛り。 ①国語の読書感想文(原稿用紙3枚) ②算数の計算ドリル1冊(30ページ以上) ③漢字のドリル10回書

          何かが覚醒した夏休み~史上最大の宿題作戦~@小学3年生

          一人称では嗅覚、聴覚、触覚などフル活用で…目に見えるだけが世界じゃない【瀬川の執筆メモ①】

           こんにちは。瀬川雅峰です。 『辰巳センセイ』の書籍化作業を日々進めてます。  先日知人からのオススメもあってnoteを始めてみたんですが、さて、自己紹介のあとは何を書こうかと……まずは小説を書いているときに考えているよしなしごと、なんてのもいいかなと思って書いてみました。  子供の頃から本好き執筆好きで、記者から国語教師という経歴なので、読んだ&書いた&添削した文の量……については、相当なものがあります。  第一回のテーマは「一人称」。大層な創作論ではありませんが、一部

          一人称では嗅覚、聴覚、触覚などフル活用で…目に見えるだけが世界じゃない【瀬川の執筆メモ①】

          ガチで死にかけたおっさんが長編小説書いて書籍化作家になったドキュメンタリー自己紹介2(またも超長い)

           日々の忙しさにかまけていたおっさん教師が、ある日突然難病で死にかけて覚醒、20年ぶりに長編「辰巳センセイの国語科授業」を書き上げて書籍化を達成したドキュメンタリーです。  前回の『自己紹介1』では、病気になって長編を書き「小説家になろう」にアップするまでを。今回の『自己紹介2』では宝島社からの書籍化が決定するまでを書いてます。まずは下リンクより『1』をお読みいただくことをオススメします。 ……『1』をお読みいただいたら、是非、こちらから続きをどうぞ。 1 受賞決定20

          ガチで死にかけたおっさんが長編小説書いて書籍化作家になったドキュメンタリー自己紹介2(またも超長い)

          ガチで死にかけたおっさんが長編小説書いて書籍化作家になったドキュメンタリー自己紹介1(超長い)

           ちょろっと短編を書くことはあるものの、長編は書こうとしてもすぐ挫折。4年前に「これは、傑作になるぞ!」と自信マンマンで書きかけた恋愛ミステリーも、放置したまま日々に埋もれていたおっさん教師です。  生徒の前では、学生時代の栄光にすがって「昔は長編も書いたことあるんだぞ」なんてうそぶいていたら、ある日、不治の病に!……これ、マジで死ぬかも。  仕事にかまけて、いろいろほったらかしてたおっさんの青春マインド、若返って爆発。気がついたら、10ヶ月で24万字の長編を書き上げてい

          ガチで死にかけたおっさんが長編小説書いて書籍化作家になったドキュメンタリー自己紹介1(超長い)