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SDGsっておかしい

SDGsって多方から見ても変な面が多い。「なぜ17個しかないの?」と言うことで専門学校では18個目のSDGsを必ず考えさせている。

学生の一人に『死を選ぶ権利』と言うのを出してきた。理由として「人を巻き込んでまでして死刑になりたいという人がいるから」と書いていた。確かに電車内で放火したり、刃物持って暴れる輩もいるとそう言いたくなる。

SDGsの中でおかしいのは、”持続可能”と言っておきながら”開発”も掲げているところだ。そのふたつは相反するものであり、自然を持続可能にするのなら開発はならないと思っている。「貧困をなくそう」「飢餓をなくそう」「陸や海の豊かさを守ろう」は正反対だと思う。

77億人もいる世界の人口の中で環境保全を考えると死を選ぶと言うか『出生率を下げる』というのがSDGsにもあって良いと思っている。

東工大の本川達雄先生スケーリングという考え方によると、人口密度は1平方㎞あたり1.4人がふさわしいのだが、東京都の人口密度は6,400人である。

エコロジカルフットプリントの考え方から見ても、もう地球はオーバーシュートで1個では足りなくなっている。

この学生が考えた18個目のSDGsは一瞬ギョッとすることだが、今私たちはギョッとすることを考えないといけないくらいの窮地に陥っていると言っても良いでしょうね。本川先生の著書に「長生きが地球を滅ぼす」なんて言うのもあった。

これを不謹慎と言う前に、そもそも今の環境はどうなのか?人々の生活はどうなのか?を考えてもらいたい。

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