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ゴミ拾いをする大義その1

ゴミ拾いは本当に効果あるの?


ゴミ拾いは近年になって最も盛んにおこなわれている環境活動でしょう。アプリを使ってゴミの排出量の多い場所を特定したり、あるいはスポゴミと言ってゴミ拾いを競技にしたりと誰もが出来、問題意識を持たせるようにしている。

私もずっと前から地元、中目黒で任意団体中目黒村美化委員会を結成して清掃活動をおこなっている。しかしやっていながらにして思うことがある。
「ゴミ拾いって効果あるの?」と言うことだ。ゴミを午前中に拾っても午後にはまた空き缶が捨てられていたりなんていうことはしょっちゅうだ。

拾ってもでてくる空き缶ゴミ

住んでいる街は住宅やマンションもあるが飲食店も多く存在しているので、遊びに来る人も多い。またコロナの影響もあって、外飲みする人も多く、空き缶ペットボトルと言ったゴミが実に多い。

拾っても拾って、その何時間後にはまた空き缶が捨てられているなんて珍しくない。
ゴミ拾いは焼け石に水とさえ思えるのだ。なのに「なぜみんなやるのだろうか?自分もやるのだろうか?」自分でやっててこう言う疑問が浮かぶのだ。日々葛藤しているのである。

恐らく、この疑問に対して正確に答えてくれる人はいないだろう。聞いても「海洋環境、自然が悪くなるから」「綺麗な方が良いから」ぐらいではと思っている。

6個あるゴミを拾い大義


そこでゴミ拾いをする大義、意味、目的を考え、シリーズとしてここにアップしていこうと思っている。
まず最初の目的はこれ。

目的1:生物多様性の保全

多様な生き物が棲息するサンゴの海

もちろん上の写真が示すように地球上には豊かな自然がある。その生物多様性(自然環境、海洋環境など)の保全がある。ものすごくベタだし、大方これを第一の目的としてやってるのだろう。

海洋ゴミの80%は川由来だとも言われているから、都市を綺麗にすることは海洋にとっても良いことなのだ。

自然からはたくさんの恵みをもらっている

海に限らず自然界からの恩恵(生態系サービスの供給サービス)は大きい。私たちの生活と生命のためにもゴミを拾って自然を守ろう!

しかしゴミを拾って自然環境を守るだけを考えていったら、そのうちエコテロリストと同じになってしまうのでは?と思っている。
つまりゴミを拾って自然を守るは良いが、正義感が強くなると絶対に正義に反する人が許せなくなるのだ

ゴミ拾い=自然環境の保全だけを考えていたら、そのうちに精神的にも疲れてくるのでは?とも思っている。

なら二つ目の目的は何だろうか?
それは次回に!


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