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子育て苦手ママが、少し楽になれた学び
スペインの地でお味噌屋さん起業を目指すmasamiです。
私は子どもと遊ぶのが苦手です。一番苦手な遊びは、子どもの言われた通り動かないといけない名前もない遊びです。
「ママ、こうして!!!ちーがーう!!!そうじゃない!!!」
私はとことん縛られたくない人間なんだと感じる瞬間であります。
一緒に楽しく子どもと遊べるママさんを心から尊敬します。
私には娘7歳と息子3歳の子どもがいます。
スペインに住んでいるのに日本語が得意なおしゃべり娘と、叱られるとニコっと作り笑いで険悪ムードを瞬時に変えてしまう息子です。
義理の父の言葉がキッカケで私は子育てを学ぼうと思いました。
義理の父は博学で常に本を読んでいるような方です。確か最年少で法律国家試験を通過したような、頭の良い方です。
「masami、子育てってのは学校で唯一教えてくれない教科なんだよ」
子育てに迷い不安に感じていた当時の私には、「確かに学校で教えてくれない。手探り感が半端ないのも腑に落ちる」と納得したのを覚えています。
よし、学んでみよう。子ども達の為にも、自分の為にも。少しでもこの迷いや不安を払拭できたらと思いました。
コロナで外出禁止になる前の3ヶ月間という絶妙なタイミングで学びました。家に閉じこもって子どもとの時間が増えるのを、まるで予期していたかのようです。しかも講座が終わって翌月には第二子の出産でした。
「マズローの欲求5段階説」聞いたことがありますか?
私はこれを知ってから子育ての不安が大幅に軽減しました。そして、ちゃっかり自分自身にも活用しています。
「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1688621447862-PgcyADncBV.png)
下から順番に欲求を満たしていきます。
生理的欲求→排泄欲、食事欲、睡眠欲
安全欲求→安心・安全な暮らしを求める欲求
社会的欲求→友人や家族、社会から受け入られたいという欲求
承認欲求→他者から認められたいという欲求
自己実現欲求→「あるべき自分」になりたいという欲求
「〇〇したい!」という子どもの言葉を振り返るとちゃんと、この順番通りステップを踏んでいました。赤ちゃんの頃は正に生理的欲求の嵐ですよね。
3歳の頃の娘が公園に遊びに行くと、私とベンチに座り他の子供と遊ぼうとしなかった時期がありました。当時は「行かないの?みんな遊んでるよ?」など声がけしてました。正直悩んでました。なんで行かないの?って。
マズローの欲求5段階説に当てはめると、安心・安全欲求が満たされてないんだと気がつきました。馴染みの無い公園で頻繁に見られた傾向で、娘にとっては初めての場所は「安全センサー赤信号」になるようです。だから、安全・安心と感じる私の横に居たんだなと。
気付いた後は「行かないの?」と声かけることはなくなりました。
現在7歳の娘は公園があれば、端から遊具を試す駆け回っております。
私は子どもと遊ぶのが苦手だけど、子どもの環境を整えてあげることは得意だとマズローの5段階欲求を学び感じました。
子どもがストレス少なく遊べる環境を作り、子どもが何を満たしたいのか敏感に感じ取れます。苦手を頑張ると苦しいので、得意分野を伸ばす事にスイッチしました!苦手は苦手っす。
子育てに関して私ができる事は、家や家庭を安心・安全の場所にする事。
その土台があって、上へ上へと欲求が高まる。
子育てという教科でたくさん学び、日々鍛えられてます。
「子育てとは己育て」
上手いこと言ったもんですね♪
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