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機能性低血糖症の基礎知識

低血糖とは、正式には機能性低血糖症と言います。


※図1

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理想の血糖値は、図1の青い曲線のように
食べても140ぐらいまでしか上がらなくて、空腹時は90か100ぐらいをキープしているのが、正常の血糖値です。

そして、機能性低血糖症にはいろんなタイプがあるのですが、
特に多い、食後高血糖の反動で低血糖を起こすパターンのお話をさせていただきます。

ちなみに、糖尿病は食後高血糖になり、そこから血糖値を下げるインスリンが出にくくて、血糖値が下がらない病気のことを言います。
機能性低血糖症は、逆にインスリンが過剰分泌して血糖値を急降下させたり、イスリンがうまく出なくて、血糖値をあげれなかったりします。
その後もしばらく血糖値が乱高下し、安定しない状態になります。

なので糖尿病と機能性低血糖症は全く違うとゆうことだけ頭に入れておいてくださいね。

今回は、機能性低血糖症(低血糖)のお話です。

人は糖を第一のエネルギー源にしています。
血糖値ってゆうのは血液中のブドウ糖の量のことを言います。
人間は24時間活動していますので、寝ていても呼吸したり心臓を動かしたりでエネルギーが必要なんです。
血液中の糖分(血糖値)を常に一定の量保つことが意識とは別に勝手に働きます。

なので健康な状態でいれば、体は血糖値を正常値に勝手に保とうとしてくれるのですが
この機能がうまく働かない状態のことを【機能性低血糖症】になります。

低血糖の症状

大きく3つに分けます

【交感神経緊張由来】チェックリスト
・手足の冷え
・呼吸が浅い
・目の奥が痛む
・動悸・頻脈・狭心痛
・湿疹発作
・月経目緊張
・締め付ける頭痛
・体重減少
・便秘
・立ちくらみ・めまい
・ふらつき
・手指の震え
・首・肩・背中のこり

低血糖になると、細胞に必要な時に必要なだけブドウ糖を届けられなくなるので
エネルギーが足りなくなる症状が出てきます。
ブドウ糖をすごく使う場所(脳)に障害が出てくるので
集中力の欠如や考えがまとまらなかったり、物忘れとゆう症状が出てきます。

【エネルギー不足由来】チェックリスト

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