腰痛のお話

いつだったか…。ハードなボディーケアが得意なんだと、ちょっと日焼けした顔にうっすらと笑いを浮かべて語るぽっちゃり型の男に、腰をグリグリグリとハードに押されたことが原因で、約12年前から腰痛持ちだ。施術後の突然の激しい痛みに耐えられず、救急車で運ばれそのまま入院。それが人生初めての腰痛となる。その初めての腰痛は、想像を絶する痛みで、約1週間も会社を休んでしまった悲しい過去がある。しかしながら、腰痛のことを周りの方に聞いて回ると、"おいおい"そんなにいるのかと思う程、腰痛の方は多く、休んでいる場合ではなかったことを痛感。腰痛は大変だけれど、休むの?的な反応がほぼ…。いやはや…、なんともすみません…。それがきっかけでコルセットを毎日腰に巻く生活が訪れた。毎日ひどく面倒。しかし、そのひどく面倒なコルセットを10年程続けたが、いつしかこう思う日があった。コルセットを巻いていることで、どこか安心感を持ち、日々の腰に対する行動に気遣いが薄らいでいないかと…。そう思うまで10年も掛かってしまったのは、やはり日常的に痛みを感じるからなのであった。いっそのこと、コルセットを取ってしまい、より行動を気を付けてみてはどうか…。”腰痛に良い生活スタイル研究所”の始まり。なんて言いつつ、早々と辿り着いたのが温泉旅館等の着物姿の女性の仕草。垂直に上下をするあの仕草を基本とすること。それから約半年の月日が流れた…。どういうことが起きたか…? なんと、コルセットのことを既に忘れていたのだ。それは腰の痛みを感じない生活が送れていることなのでもあった。個人によりその差は確かにあると思う。しかしながらコルセットを巻いていた時よりも、もっと腰に気を付けた行動を意識することでコルセットがいらない生活が訪れたことによる幸せよ。よろしければご参考下さいませ。なんてね。

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