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悩みに効くことば



皆さんの今の悩みは何ですか。

我が家の目下の悩みは、2歳の息子の好き嫌い、
食事の問題。


元々意志がはっきりした子だったけれど、2歳に
なってイヤイヤ期になったこともこの問題を助長
することになっていると思われ。


要するに好きなものはおかわりしてでも
食べたがるが、
嫌いなものは一切食べようとしないのだ。



息子の様子


保育園には去年の春から通い始めた。

当初は給食も盛り盛り食べておかわりをする日も
たまにあるくらいだったが、ある時期から
その流れが変わる。


食事の後に、顔に発疹が出ることが続き、
一度病院で診てもらったほうがいいと勧められ、
アレルギー科を受診。


食物アレルギー検査を受けたところ、卵、魚に
反応していることがわかり、医師から、
給食からは全除去で家でのみ
食べさせ続けるようにと指示あり。

でも、結局保育園から、朝食でもアレルギー源の
ものを食べられると何かあったら困るからと、
朝食でも食べさせないでと言われて、
朝食メニューも限られてしまうことに。


魚が好きな息子だったが、アレルギーのため給食
では代わりに高野豆腐を使ったメニューに。


栄養士さんや調理師さんの涙ぐましい工夫である
ことは感謝している。
でも、高野豆腐って精進料理みたいだよね。
ヘルシーだとは思うけど、食欲そそる
感じはしない。

昔は豆腐も食べていた息子は、一切豆腐を
口にしなくなり、結果魚の献立の日は
ほとんど手を付けずに終わる。


家では普段食べられない魚を夕食にと
思ってはいるものの、仕事終わりに保育園に
お迎え行ってお腹が空いた2歳児の要求に
なるはやで応えようとすると、カレーとか
ハンバーグとか作り置きしておけるものが
中心になってしまったりで、
魚メニューは仕事が休みの日に限られてしまう。



問題はそこじゃない‼


この春進級したクラス担任の先生からは、来春
転園して他所の保育園に通うようになったら
苦労するのは息子だから、今のうちから
頑張りましょうと言われる。


どうしていくのがいいのか悩み、
夫に相談すると、
そんなもん、いつか食べられるように
なるんだから、気にすることない。
食べたいだけ食べさせればいい。
保育園の先生の言うことなんか
ハイハイと聞き流しておけばいいと。


大筋では合意できるものの、なんか違う。


保育園の先生の言う、転園した後の保育園で
息子が困るという話もなんか違う。


私の妹も小学1年生と2歳の息子2人がいて、
長男がやはり野菜を全く食べない子だったので、
軽く相談してみたら、
サプリメントを勧められた。


栄養不足なんじゃないかと心配して、親が
イライラしたり、笑顔になれないと子育てにも
悪影響だから、サプリメントをあげれば、
栄養不足の心配もなく親も安心して食事
ができるよと説明される。

うーむ。それもなんか違う。

問題はそこじゃない!!


この違和感たちはなんだろうと考えてみたら、
みんな2歳の息子が好き嫌いしているという現象
だけを見て、色々と助言してくれているが、
その問題の何について私が気になっているかを
みんなは知らないから
私の心に響かないんだと気づいた。



問題の深堀り


私が引っかかっているのは次の3点

①好きなものを好きなだけ食べさせることで、
自分の欲求がなんでも通ると子どもに
思わせたくはない。

②偏食になってしまったら、
将来、楽しく一緒に食卓を
囲めなくなるのではと不安
※別noteで登場するうまくやれない同居の実母
実は野菜嫌いの偏食で、色々と嫌な思いを
しているから、息子が偏食になることを極度に
恐れている。
そして、私も夫も食べるの好き、作るの好き同士
だから、息子もそうであって欲しいなという
勝手な願いを持っているからだけど。

③味覚形成を大事にしたい
(将来食事を楽しめるように)


夫の話で、いずれ色々な食材が食べられるように
なるんだからというのも
何となくわかる。
今だけの反応なのかもしれない。


けれど、好きなものを好きなだけ与える
というところには納得ができない。

①の点で引っかかるからだ。


夫婦2人と息子だけなら「好きなだけ」に
まだ限界があるが、
現在私の両親と同居しているから、家には両親が
食べたいと思って買ってきている色々と
おいしそうな果物とかが沢山あるわけで、
与えられる人も私たち夫婦だけでなく、
他に2人の大人(祖父母)がいるから、
息子の要求のままに与えていたら、
際限がなくなると思われる。


妹の話について、私は全く栄養不足について
心配していない。

だってパンやおにぎりで
炭水化物は取れているし、
牛乳、ヨーグルト、チーズと
乳製品が大好きで問題ないし、
肉や魚も食べているからタンパク質も問題なし。
南瓜や芋、とうもろこしで
繊維質も取れているし、
果物でビタミン類もOK。
何ら心配ないと思っている。


私が気になっているのは、②や③の偏食に
なることや味覚形成のことだから、
サプリメントを勧められても全く心に響かず。


保育園の先生の息子が困りますよというのも、
息子本人は困っていない(と私は思っている)。

給食ほとんど食べなくても元気に遊んで、
おやつで多少の空腹をしのいで夕方帰宅したら、
すぐに大好きなカレーライスをがっつけば
何の問題もないんだもの。
(という風に見て取れるという意味だけど)



困っているのはなかなか食べない息子相手に
手を焼いている保育園の先生方だと思うし、
事実私も家で手を焼いている。

だからその言葉もピンと来なかった。

逆に偏食の息子に対して保育園の先生たちの
対応が塩対応になってしまったら、
息子がしんどくなるかもと思ってしまった。

先生たちはプロだからそんなことはないと
信じたいけど、
でも先生たちも人間なので感情はあるから、
影響がないとは言い切れないよね。



展開


夫とは意見が平行線でどうしたものかと
考えていた時に、
コーチングセッションの練習で
クライアント役をやる機会があり、
この悩みについて考えてみることにした。


コーチ役の方から色々と質問される。

・何が自分にとっての幸せな状態なのか?
・その幸せな状態になるのは
何年後のイメージか?
・今の家族の中で自分はどんな風に
その問題に取り組んでいるのか?
どんな立ち位置なのか?


上記の質問に答えていくうちに、
自分が描く理想は小学生になった息子と
楽しく食事をしている姿。

だから、好き嫌いは長期戦で焦らずに
取り組めばいいし、
楽しく食事をすることを前提に
取り組んでみようと思えた。


結果偏食改善がうまくいかなくても、
楽しく食事をすることができれば、
それでいいんだと気楽に思えるようになった。

子どもは色んな考えの大人の中で育っていくし、
それはそれでいいことだと思う。


祖父母の寛容さと夫の放任主義で
自由になっているところを、
自分は少しブレーキをかける役目と
思ってやればいい。


祖父母や夫の考え方が嫌いなわけではなくて、
それが暴走するのが、不安なだけ。
みんなが完全に足並みをそろえなくていいし、
そろえられないよねと思えた。


そんな感じで気持ちがゆるりとしたところで、
Twitterに以下投稿したら、
私のコーチであるあみさんからアドバイスが。



あみさんも2歳の息子さんがいらして、
より具体的なアドバイスを先輩ママから
もらえて、気持ちがググっと盛り上がる。


あみさんの言葉が私の気持ちに刺さったのは、
私が気にしていた偏食の問題や味覚形成の部分に
焦点が当たったアドバイスだったから。


コーチ役の方の質問で、
私の気持ちが緩んだのは、
私がどうしたいかに焦点を当てて
質問をしてくれたから。


今日のタイトル「悩みに効くことば」とは、
相手の気持ちに寄り添って、深堀りしていき、
何について気になっているのか、その部分に
焦点を当てたことば。

それを相手に伝えることが大切だと思った。


一人で悩んでいると同じところをぐるぐる
回ってしまうけど、
誰かにことばをもらうことで、そこから
抜け出して違うことを考えられるようになる。

違う視点を見つけたり、
凝り固まった気持ちがほぐれて
楽に考えられるようになる。

これは問題を考える上で、とてもいい。
役立つと思う。


自分で問題を深堀りしてもいいし、
誰かと一緒に深堀りしていくのでもいい。

何に自分が引っかかっているのかを
知ることから始まるよ。



ここまで読んでくださりありがとうございます!

・「自分って何もできていないなぁ」
・「こんなにがんばっているのにうまくいかない」
・「こんな人生では終わりたくない」
・「どうしてこんなに生きづらいんだろう」


そんなことを思っている自己肯定感低めだけど、
真面目で頑張り屋さんな人たちへ。

自分で自分を認められると、
とても生きやすい未来が待っています。

他人の反応や評価よりも自分のやりたいことに
集中できるからです。



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