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仕事も恋愛も幸せな成功を手に入れるにはどうしたらいいの?

なんとも言えず、自己啓発の世界でありきたりな質問を、タロットカードにしてみた。

すると、ものすごい数のメジャーカードが出てきた。

メジャーカードというのは78枚のタロットカードのうち、22枚のカードで、他の56枚のカードに比べて放つエネルギーが格段に高く、メッセージ性も強い。

1枚でもメジャーカードが出たら、丁寧に読み解く必要がある。

今回は、10枚並べたカードのうち、5枚がメジャーカード。パッと見た印象ではリーディングできなかったので、1枚ずつ丁寧に見ていきたい。

1:全体のエネルギー(現在の状況)

メジャーカードの「TEMPERANCE(節制)」というカードが出ました。水のエネルギー。バランスのカード。そうね、仕事と恋愛のバランス。それを聞いているようなもの。男性性と女性性のバランス。自然体で力を発揮すれば、この先に輝かしい世界へと道は繋がっている。そんなカード。また、何かと何か、別のものを2つ手にいれるというよりは、同時に2つを実現するために、どのようなカタチに仕上げるのか、第3のカタチを創り出すのか、その第3の方法もあるよ、と言われているみたい。

2:障害・妨害(問題を困難にしているもの)

マイナーカードの「ペンタクルスの10」のカードが出ました。土のエネルギー。「生み出した価値が周りの人を豊かにする」ことを示している。充分に結果が出ていて、豊かであり、果実は実り、それらを周囲の人たちと分かち合う、とても良いカードだ。これが障害となっているのだとしたら、なんだろう。私はもう、現状で充分に満たされていると、感じているのかな。

3:スピリチュアルファンデーション(目標としていること)

メジャーカードの「STRENGTH(力)」というカードが出ました。火のエネルギー。「欲望を優しく手なづける、欲望を押し殺さない、それが本当の力である」ということを示している。たしかに、私はまだ自分の男性性と女性性のそれぞれの力の強さを自分でまだ、うまく手なづけられていないように思う。仕事も暴走しては止まり、恋愛も暴走しては止まり…というのがパターン。もっともっと、自分の力を上手に発揮したいな。それから、仕事で関わる皆さんやパートナーの持っている力も、手なづけるというのは違うけれど、皆が自分の力を押し殺すことなく、思いきり発揮できることが、私の願い。

4:フィジカルファンデーション(過去の状況・現象化していること)

マイナーカードの「QUEEN of CUPS」が出ました。水のエネルギー。とても優しくて感情豊かで、とても立派なカップ(杯)を持った優雅なクイーンのカード。母親や母性を象徴するカード。なんだか、このカードがここにいることにまだ違和感がある。だから逆向きで出たのかな。私にはこのクイーンのような優しさや母性なんか無いと思っていたけど、もう充分に自分の中の母性が現象化しているのかな。良いカードだから、まだしっくりきていないけど、しばらくモヤモヤさせておこう。

5:近い過去の状況

メジャーカードの「THE HIEROPHANT(教皇)」のカードが出ました。土のエネルギー。神の代理人である教皇。法(ルール)で統治する。何か見えないものを信じ、それに従っている感じ。これが良い意味で出たのかそうでないのかが、まだピンと来ない。逆向きに出たので、何か社会的なルールに縛られていると思っているかなぁ…。これもまたモヤモヤ(笑)

6:近い未来の状況

マイナーカードの「KING of CUPS」が出ました。強い水のエネルギー。成熟した人間身溢れる、感情豊かな大人を示している。どっしりと構えていて、どこか安心感がある。キングの後ろには、大きな帆の船が描かれていて、安心して旅に出なさい、ちゃんと見守っているからね、と言ってくれているよう。落ち着いた、水のエネルギーではあるけれど「地に足ついた感覚」を感じる。

7:自分自身(この質問に対する自分の態度)

マイナーカードの「カップの9」のカードが出ました。水のエネルギー。愛情や感情・恋愛を示す水のエネルギーと「オーバーフロー」を表す「9」という数字。愛・感情に満たされていて、満足している状態。「2」と解釈が似ているかも知れないけれど、不満足のようで、既にもう、今の状態に満足しているのかも知れないね。

8:HOME(心の状態・周囲の状況や環境)

メジャーカードの「THE HIGH PRIESTESS(女教皇)」のカードが出ました。水のエネルギー。神秘を表していて、大いなる謎、ベールの先にかくされたもの。女性を表すいちじくが描かれたヴェールの奥にはどんな神秘的なことがあるのか、手には「律法の書」を持っており、知性を表すカード。変化や不安、試練に対しても知性で乗り切るということを示す。
確かに、私の仕事のことも、恋愛のことも、とても謎めいて見えているかも知れない。当事者である自分も、そして、一緒に居たいと思っている人も、とても謎めいていて、どうやってこの先の未来を想い描くのか、心揺らめきながらも、知性を持って、ビジョンを描いていくしかないかも知れない。

9:不安と希望

メジャーカードの「THE SUN(太陽)」のカードが出ました。火のエネルギー。あぁ、おもしろい(笑)夜が明けて、新しい朝がやってくる様。全てを白日の元に曝け出す、明確にする、オフィシャルにする、結婚を発表するということ、隠し事ができなくなる、堂々と自分らしくいることを示す。
たしかに、堂々と自分らしくいることは、こわい。それで、嫌われたらどうしようと思うから。本当はもう、幸せになっていいのに、幸せになったらいけないような、そんな気持ちがやっぱり私の中にある。これを書きながら、涙がじわり。今回のスプレッドの中で、最も私の中に響いたカードはこのカードの存在でした。究極的に自分らしくいることで幸せになるということに希望を抱きながらも、とてもこわいと感じている。だから、ブレーキをかけるし、そうならないようにしたりしてしまう。
「もっともっともっと解放して」過去に、そう言われたように、もっともっともっと、自分らしさ全開で生きたい。私のエネルギーは誰にも押さえられないし、抑圧していても、誰の得にもならない。だから、もっともっと、自分らしさを太陽のごとく、輝かせること。それでもちゃんと、みんなから、大切な人から愛されるから、大丈夫。そう信じること。

10:最終結果(質問に対する答え)

マイナーカードの「PAGE of SWORDS」が出ました。風のエネルギー。10枚の中で、唯一、風のエネルギーとして出てきたね。思考・言語・コミュニケーション・判断・決断を示す。だけど、「PAGE」はまだ若々しくて、未熟で、これからの未来に希望を持ちながら、新たな視点を取り入れようと、成熟した世界のことも知らずに、こわいもの知らずで正面からコミュニケーションを図ろうとしているように見える。旧態依然のやり方を見直し、新たな視点を取り入れ、知的な興奮を味わい、世界を広げていくということを示すとのこと。

なぜ、女性ばかりが「仕事と恋愛」という2つのテーマを同時に取り上げるのだろう?とカードを引く直前に考えていた。

「恋愛」においては「男性性と女性性は対極的にあればあるほど惹かれ合う」という原則に則ると、「男性は男性らしく在る」ことで恋愛が上手くいく。その状態は仕事も上手くいく状態なので、特にどちらの性を使いこなすかなんて、考える必要も無かった。一方で、女性は「女性が女性らしく在る」ことで仕事で不都合が発生するため「仕事中は男性性を使い、プライベートでは女性性を発揮せねばならない」という状態が求められた。これが相反するエネルギーなので、私たちは困っていたし、男性が悩まないことで、悩んでしまうのだ。

最近は、「男性性の強い男性」ばかりではないので、そういった場合、彼らはとても生きづらいと思っているかも知れないね。仕事も恋愛も難しい状況に陥る。

さて、今回の最終結果で得られた「新たな視点を取り入れる」とは具体的に、どんなことだろう。

全体として、私はそこそこ今の状況に満足しているように見えているけれど、完全に自分らしく在ることや幸せになることを、恐れているみたい。「もっと幸せになっていい!」と今まで自分に無意識にしていた制限やボーダーを乗り越えたら、自分らしく、社会の常識とは別の幸せなカタチがあるのかも知れないね。

「女性性を使いながらビジネスも恋愛も楽しむにはどうしたらいいか?」今までのような男性社会は終わりを迎えているから、仕事をするのに女性性を使うことは、これからは新たな常識になるはずだよね。

もっと楽に、もっと肩の力を抜いて、もっと自分らしく、そして、コソコソ隠れずに、みんなにオープンにして、自分の仕事も恋愛も楽しみたい。

私はこんな仕事をしていて、とっても楽しいの!私はこの人と一緒にパートナーシップを楽しんでいるの!全く異なる価値観を持っている人間同士のコミュニケーションって、なんて楽しんだろう!って、もっともっと、自由に表現したい。もっともっと、そこから世界を拡げていきたい。

今、とっても喉のあたりがウズウズしていて、もっと大きな声で本音を言いたい感じがしている。まだ、言ってはいけないような気がして、我慢している。好きな人と一緒に過ごしている時間のことを、もっともっと口に出したい。「THE SUN」のカードが教えてくれる、私の抑圧された不安と希望。

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