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誰かがなんとかしてくれると思って、ただ指をくわえて時間を過ごしてはいないか?

乗り合わせた電車の中で、若い女性が倒れた。

呼びかけ、意識の確認。

脈、呼吸の確認。

どちらもあった。

だけど、意識が戻らない。どうしよう。

混乱していたら、
近くにいた勇気ある女性が手伝ってくれた。

呼びかけを続け、
ぐるぐるに巻かれたマフラーを解いてくれた。

車掌さんが来て、
ドクターと名乗る方がいらっしゃった頃に、

意識が戻った。

・・・

わたしは、弱かった。

徐々に自信を失い、
他の人と同じようにオロオロとしてしまっていた。

ひとりでは、できなかった。

途中からリードしてくれた女性が、
お手本を見せてくださった。

それは、習った通りのことだった。

いつ、何が起きるか分からないし、
全部完璧にはできないかも知れないけど、

最後は覚悟と、
信じ続ける心なのだと、思い知った。


*自分の人生に対する姿勢の反映

ふと思った。

これは、自分の人生に対する姿勢が反映された出来事ではないかと。

自分の人生をコントロールすることを諦め、自分のことなのに、ただ傍観する人たちがいる。

そして、時代の流れに巻き込まれながら、何とかしなくちゃいけないと思いながらも、「私は大丈夫」「何とかなる」「誰かが何とかしてくれる」どこか無意識にそう思っていて、ただ指をくわえて時間を過ごす人たち。

そして、自分の人生は自分でコントロールすると決めて生き、やるべきことをきちんと実行する人。

私は、今日手伝ってくださった女性から、その決断の強さと覚悟と実行力を教えていただいた。

そして、自分自身は、中途半端で何かにコミットすることもなく、ただタイミングを伺いながら様子を伺っている。そんな人生を過ごしてやいないかと気づかせてもらった。

自分がやるべきことを、きちんと決めて、実行する。

大切なことを教えていただいた。全てに感謝。

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