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組織づくりの話part1~ついにエンゲージメントレーティング「AAA」を獲得

今回は、私が所属するコミックスマート株式会社の組織づくりの話です。

2022年5月に実施した「モチベーションクラウド」*において、エンゲージメント・レーティング最高評価のAAA(69.4スコア)を獲得することができました。
*株式会社リンクアンドモチベーションが提供する従業員エンゲージメント向上クラウドサービス

AAAの結果をみたときには、「ついにここまで来たか・・」と安堵しつつ、導入時や初回の結果が出た時の葛藤を思い出しながら何とも言えない気持ちになりました。日々組織に向き合っている多くの方のアクションのヒントにつながればという思いで、この2年間、私たちが行ってきた組織づくりを記録に残します。今回は課題に向き合って改善への一歩を踏み出した時期をpart1、「組織改善前夜」としてまとめました。この時期があったからこその今だなぁと思っています。

自己紹介/コミックスマート

現在、マンガコンテンツ事業を展開しているコミックスマートで人事担当をしています。ITベンチャーで営業→人事を経験し、そして2017年にコミックスマートへ入社しました。自分でいうのも恥ずかしいですが「人事は天職」と思っていて、創業期から変わりつつあるフェーズで一人目人事として入社して、今に至ります。

コミックスマートは、「マンガ家の職業価値を向上させ、子供たちの憧れの職業にする」をミッションにもち、クリエイター支援に根ざした会社です(なんて素敵なミッションなんだ!)。マンガを中心としたコンテンツスタジオづくりからスタートし、累計1,600万DL突破のマンガアプリGANMA!(2022年6月現在)、ハイエンドアニメの制作スタジオQzil.laと 時代に合ったモノづくりへの挑戦をつづけています。

なぜエンゲージメントサーベイ?~モチベーションクラウドと導入背景

エンゲージメントサーベイを導入したのは2年前でしたが、導入に至るまでは1年近くかかりました。当時は事業の変革タイミングで従業員数も増え、ここからグロースをさせていく拡大フェーズでしたが、経営メッセージが届かない、というもどかしさを感じていました。「今の人事施策や情報共有の場がワークしなくなっている」「組織状態が半年、一年前と変わってきた」と会社の空気感の変化に気付いてからは、打ち手につながる情報収集をはじめましたが、情報収集すればするほど袋小路に陥る一方・・。当時私の中にあった課題感は以下の3つでした。

  • コミックスマートのIPビジネスは事業構造が複雑であり、多様性な時代でもあり課題が見えづらくなっている

  • 世の中にはたくさんの人事施策や事例はあるもののピンとこない。一過性の施策では組織づくりはできない

  • 組織状態がよいのは当然のぞましいことだけど、私たちの事業成長にどうつながるのか

しかし、ここで悩みぬいて課題を課題として認識し、そこが明確になれば打ち手も自然とみえてくるわけで、「事業や時代が複雑だからこそデータで可視化しないと」、「課題を構造的に捉えて段階的に人事施策をこうじる必要性があるよね」、「私たちの事業成長のためには部門の垣根を超えたチーム連携が必須であることは間違いない。だから組織状態をよくすることこそが事業成長の近道」と組織診断ツールに絞って、最終検討に入りました(何のためにやるのか、と導入担当者自身がここで自分の言葉で自信もってはっきり説明するのが大事)。結果、組織改善の伴走役としてコンサルティングサポートに定評のあるリンクアンドモチベーションの『モチベーションクラウド』導入することになりました。

参照:モチベーションクラウド

ここから、いよいよ組織づくりがスタートします。(Part2へ続く)

◇コミックスマートnoteはこちらです


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