野際@Twitterライター

中小企業によるTwitter運用、投稿について不定期更新中。 Twitterを中心とし…

野際@Twitterライター

中小企業によるTwitter運用、投稿について不定期更新中。 Twitterを中心としたソーシャルメディアライター兼コンサル。 ・CM BAR Twitter担当(2019年3月〜2020年9月末) ・大阪のアルミ建材メーカーTwitter担当(2012年5月〜2018年5月)

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noteアドレス、cmbarからようやく個人アドレスに変更しました。 旧アドレス https://note.com/cmbar/ 新アドレス https://note.com/masakonogiwa/

    • 1投稿を組み立てよう 〜読まれやすく、表示されやすい「ツイートが届く」工夫を〜

      中小企業のTwitterはあまり拡散性がないと言われる。要因は各社で様々な理由があるが、しかしアカウントを開設しているからには企業としてアピールしたいことはあるはずだ。 タグを使ってもキャンペーンを駆使しても、なかなか自社のツイートが読まれにくい、最も読んでほしいツイートからのリンク先へ行ってくれない… という悩みは多い。 しかもTwitterや自社サイトのアクセスデータやアナリティクスを見れば数値としてあからさまに出てくる。 ネタもののツイートばかりする、というのも会社

      • 企業Twitter運用と個人事業Twitterの違いとは?

        ビジネスとしてTwitterアカウントを利用するのは企業だけではない。サービスや製品個々であったり、個人事業主によるものだったり、各地の店舗であったり様々だ。 今回はその特性や運用方法の違いについて、まずわかりやすく2つの違いを大きくわけて、 企業=「実店舗のない大〜中小のメーカー企業」と 個人事業=「実店舗のある個人事業」として比較してみる。 さてそうすると、企業と個人事業のアカウントは主に以下のような違いが出ていることが多い。 企業Twitter運用 ・実際の担当者

        • うっかり? 企業担当者は言葉の「意味」まで誤字ってはならないワケ 〜読みやすさにも気を配ろう〜

          Twitter担当者にありがちなのは誤字だと言われる事がある。 リアルタイムで更新出来て、とっさの場合も投稿出来てしまう。 それゆえに慌ててチェックが行き届かず、結果投稿されたものの中に誤字が見つかる。 しかもTwitterは投稿してから、投稿文章の編集が出来ない。 だからこそ起きるいわゆる”事故”で、文章が「できた!」と思って即投稿しても思わぬチェックミスで誤字が発生することが まれにある。 それが「企業発信という堅い文面のはずなのに、慌てるあまりに誤字をしてしまう」

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          企業Twitterアカウントは安易に「応援しています」と言ってはいけないワケ

          TVで大きく話題になったスポーツ競技。あんなに盛り上がっているのにTwitterで企業アカウントはあまり話題にしないな…と気付いた人はいるだろうか。 話題に乗ってこそ企業Twitterアカウントなのに、なぜツイートしないのだろう。 これには理由がある。 TVCMなどで企業が「○○社はスポーツチーム○○を応援しています」等とナレーションや文字で入れているものを見聞きしたことはあるだろうか。 実はこれ、スポンサーとして出資している企業にしか許可されていない言葉なのだ。 企業ア

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          【企業公式担当者向け】その写真投稿は大丈夫?自己防衛のためにもセルフチェックを。

          SNSでの個人情報流出はメディアでも取り沙汰されるようになってきた。 情報管理が甘いと、好意から発展したもの以外のストーカーなども出てきてしまうだろう。 その際たるものが写真投稿だ。 写真には意外にも情報が山ほど詰まっている。 スマホなどの解像度も高くなってきており、最近では指紋認証もATMや一部のスマホの認証に使うことがあるため、指の腹を写したものを投稿しないようにという注意喚起もあるほどだ。 なぜ自己防衛のための写真チェックなのか企業Twitter担当者の多くは、その

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          【インタビュー】企業Twitter「アイラップ」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※後編

          ーーー前編ではTwitter担当になったきっかけやこれまでに投稿されたツイートに関してお話を伺いました。 ※前編はこちらから 後編ではTwitterの利点や日々のツイート担当者ならではの感覚や交流面などの深い部分についてお聞きします。 取材日:2019年12月末 交流に関して ーーー期間限定だったアカウントが継続することになって、フォロワー数も勢いよく伸びていますがそれに対して意識されますか? 「考えないようにしてます。意識してないというか。私本人がものぐさなので意識

          【インタビュー】企業Twitter「アイラップ」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※後編

          【インタビュー】企業Twitter「アイラップ」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※前編

          noteインタビュー第2弾は、企業Twitterアカウントの中でも2018年から開始され現在フォロワー数が7.9万とここ2年ほどで急激に成長したアカウントとして注目を集めている「アイラップ」アカウント担当さん。 岩谷マテリアル株式会社さんのあらゆる製品を取り扱っている中のほんの小さな製品ではあるものの、探してまで買いに行きたくなる袋状のラップとして話題に上り続け、またTwitterでは体当たり的なツイートでも話題の「アイラップ」Twitter担当者さんにお話を伺いました。

          【インタビュー】企業Twitter「アイラップ」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※前編

          【インタビュー】「Yahoo!天気・災害」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※後編

          前回は「Yahoo!天気・災害」アカウント(@Yahoo_weather )のご担当者さんにアカウントの運用方法について緊急対応時の事などシビアな面をお伺いしました。 →前編の記事はこちら 後編は少し肩の力を抜いて、担当者ご本人のこと、運用そのものの内容について詳しくお聞きしました。 取材日:2019年12月末 担当者ご本人について ーーー誰もが気になる部分ですが、Yahoo!天気・災害のTwitter担当以外にされているお仕事は? 「元々はヤフーに制作部門担当として入

          【インタビュー】「Yahoo!天気・災害」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※後編

          【インタビュー】「Yahoo!天気・災害」担当者さんに聞くTwitter運用とは ※前編

          当note初のインタビューは「Yahoo! 天気・災害( @Yahoo_weather )」のTwitter担当さん。毎日適切な天候情報を提供し、維持していくコツをお聞きしました。 取材日:2019年12月末 CM BAR 野際「天ちゃん(※「Yahoo!天気・災害」Twitter担当者さんの通称名)、今日はよろしくお願いします。」 Yahoo!天気・災害担当さん「いつもは社内でインタビューする側なので緊張しています…。第一回目がわたしでよいのでしょうか?」 CM BAR

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          企業Twitter担当者の個人的な趣味って出して良いの?

          企業の担当者の人格や人物像を明確にするためには様々な方法があるが、担当者個人の趣味を出すのはその手段の一つかもしれない。 しかしこれは諸刃の剣というもので、ほんの少し「力加減」を間違うと逆効果になってしまいかねない。 簡単にいうなら、「オタクであっても構わないが、オタクであることを自己で制御出来なければならない」。 オタクという用語はもう一般的に浸透してきたので今更解説も要らないだろうが、オタク=「熱狂的なファン」である。 熱狂的になることは良い事ではあるが、一度その熱狂的

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          企業Twitter担当者を任命するときは?〜どんな人が「中の人」に向いているのか?〜

          人には向き不向きがある。誰でもできる仕事というのはあるようで無かったりするものだ。そして「出来る」のと「向いている」は別物だ。 企業Twitter担当者が生まれる時は、社内で抜擢されることもあれば社内で自ら志願があったり、ここ2〜3年では担当者になることを前提に求人が出ていることもある。 志願やそれ前提、求人であれば担当者本人にやる気があるわけで、ある程度勝算もあるのだろう。 だが先に企業が開設し運用したいと思ったとき、ひとつの課題が生まれる。 「じゃあ誰に任せるのか?

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          中小企業のTwitter担当が始めにした事とは? 〜担当者はまず分析力を鍛えよう〜

          企業のTwitterアカウント開設をしてまず最初にしたのは「分析」だった。今回はTwitterアカウント開設時に筆者が実際に行った話。 成功していると言われるTwitter担当者はもともとの能力やセンスで何とかなっている、と思われがちだ。 しかし能力もセンスも、あらゆる知識と経験、勉強によって備わってきた集大成が他人からはそう見えというだけで、全く天性のものではない。 (もしかしたら存在するかもしれないが、数多ある企業アカウントでも1〜2人いるかいないか、だろう。) しか

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          「企業のTwitterプレゼントキャンペーンはズルい」のか?

          プレゼントキャンペーンによって得たフォロワー獲得数はズルい、と言われることがある。それが担当者の実力なのか?と疑問に思う企業Twitter担当者は多い。 なぜかと言うと、フォロワーが一気に増える原因が、担当者本人の創意工夫ではない部分が大きいからだ。 だからそのプレゼントキャンペーンで増えたフォロワー数を自慢されても…というのが「ズルい」と言ってしまう本音なのだろう。 ※なおこれは前提として『「ゆるい」ツイートをしている企業アカウント』について、である。 もちろんキャンペ

          「企業のTwitterプレゼントキャンペーンはズルい」のか?

          企業Twitterはフォローバックしたほうがいいの?

          企業アカウントから一般ユーザーや企業アカウントをフォローする基準や指針はあるの?という質問が来たので、今回はそのお話を。 あなたの企業が「情報発信だけで良い。自社はリリース情報のみしか使わない。交流もしない。」 という強固な方針のアカウントであるとか、確固たる指針があるアカウントなのであれば、フォローはゼロのままで構わないだろう。 しかしながら、今までの営業方法や広報戦略では考えもしなかった「何か」を得たい、体験したいと少しでも思うのであれば… Twitter運用をを最大

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          「ネタがなければ作れば良いのよ!」〜中小企業の”ゆるい”Twitter運用は企画をしてみよう〜

          ホイホイ新製品が出る大手と違って、中小企業が日々Twitter投稿していると、どうしても行き当たるのがコレ。ならばどうすればいいのか。 以前の記事「ネタがない!」というまえにでも触れたが、とことん客観視すればそれなりにネタは周囲に転がっている。 だが時折、その客観視アンテナが働かないこともあるし、しっかり客観視できていればいる程、マンネリ化していると気付く事があるかもしれない。 今回はそんな時のアドバイスである。 もしあなたの所属する企業の取扱い製品が ・誰もが知る製品

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