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【パレスチナ問題】 日々雑感 20240310

おさまる兆しのないパレスチナ問題。

パレスチナという土地をめぐるイスラエルとアラブ諸国の戦い。

ガザ地区、ヨルダン川西岸、ハマス、ネタニヤフ、エルサレム、といった言葉の数々。
遡れば、パレスチナ解放戦線、PLO、アラファト、テルアビブ、日本赤軍、岡本公三、などの言葉も思い出されます。

聖書にまで遡る両者の争い。
宗教に影響されることのない私には「聖書」と言われてもピンときませんでした。
しかし、この問題に関心を持てば持つほど、この争いの根深さを思い知らされます。

日々続く殺戮。
罪のない市民まで…いや、兵士にだって罪はない。
誰に罪があるのかも分からない。

「テロ組織」に対して強硬な姿勢を見せるイスラエルのネタニヤフ首相。
「少しは歩み寄ればいいのに」と思いましたが、2000年にも及ぶユダヤ人の迫害の歴史を知ると、第三者が思うほど簡単なことではない。
国を守るということがユダヤ人にとってどれほど重要なことかを感じます。

一方で、パレスチナ人にとっては、それまで住んでいた土地にユダヤ人が入ってきて、自分たちを追い出し、イスラエルという国を作ったことは許し難いことです。

アメリカを始めとする各国は停戦や和平を呼びかけながらも武器を供与しているという矛盾。

国際社会が自国や個人の利益ためではなく、本気で取り組まない限り解決できない、いや、それでも解決できない問題なのかもしれません。