写真雑館【切り取る】
姫路城に行って、たくさんの写真を撮り、どれをどういうふうにSNSに載せようか、と考えていてふと思ったこと。
「フィルムカメラの時代には写真をどうやって楽しんでいたんだっけ」と。
出来上がった写真は同好の知人に対面で見せる程度で、あとは自分で悦に入っていたのでしょう。
それが、今は、知人はもちろん、会ったこともない人たちにも自分の写真を見ていただくことができる。
しかも、それに対して「いいね」をもらったり、感想をいただいたりもできる。
写真に限ったことではありませんが、喜びや楽しみが大きく広がっていますね。
写真の楽しみ方の一つに風景を「切り取る」ということがあると思います。
お城でいえば、城の全景をいろんな角度から、あるいは、いろいろな背景と共に撮るのではなく、美しさを感じた一部分だけを撮る。
そうやって「切り取った」写真をいくつか。