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双極性障害【2021年という年】

私にとっての今年の漢字は「病」。

ここ数年、変わっていません。
今年もこの病に悩まされ続け、症状の改善はありませんでした。
2月に転院し、薬を変えたり、増やしたりしましたが、それでも変わらず。
しかし、転院したことは良かったと思っています。
転院前のクリニックではいつも30秒診察でしたが、今のクリニックでは私の話を聴いてくれ、薬の処方にあたってもそれぞれの薬の作用について説明し、私が納得した上でしてくれます。

症状が一向に改善しないことから、仕事も休みがちでした。
それでもいつも温かい言葉をかけてくれ、見守ってくれる職場の障害者雇用の担当者のおかげでなんとか1年間働くことができました。

また、私の症状の一つである「頭重感」は薬で治るものではないと考え、12月に心理療法を受け始めました。
まだ1ヶ月も経っていないので、目立った効果は表れていませんが、自分の中にいくつかの気づきがあり、自分自身に対する見方が少し変わってきたように感じています。
来年はこの心理療法に力を入れてゆこうと思います。

9月に股関節全置換術という手術を受けました。
文字通り、股関節を人工関節に置き換える手術です。
昨年の11月ころから左脚の股関節に痛みを感じ始め、生活に支障が出てきたため手術を受けることにしました。
手術後は患部をかばって歩いていたのか、体の他の部分に痛みを感じていましたが、11月には何の違和感もなく歩けるようになりました。
ただ、全身麻酔を使ったこともあり、術後は人工呼吸器、点滴、尿管で体を縛られ、身動きの取れない状態が1日半ありました。
そのときの辛さを思い出すと、もう2度とあんな思いはしたくない、と思います。
仮に反対側の脚に同じような痛みを感じるようになったら、手術を受けるかどうか。
多分、受けないでしょう。

来年は「病」ではない漢字になる年にしたいと思います。