見出し画像

双極性障害のこと 【「弱い」という武器】

こんなことを聞いたことがあります。

「この世で最も強いのは赤ん坊である」

確かにそうですね。
ごく一部の例外を除けば、誰もが赤ん坊の「命令」には絶対服従ですね。
逆らう者はいません。
これほど強い者はいません。

何故でしょう。

弱いからです。

この話を聞いて、自分を振り返りました。
障害を持っていると、嫌な思いもしますが、優しくしてくれる人も多くいます。
失敗しても、できなくても許してくれる人がいます。
でも、それに甘えていることはないだろうか。
何かあると、障害のせいにしてはいないか。
あえて言うならば、障害を「武器」にして、周囲を自分の思うように動かしてはいないか。

他人の支援がなければできないことがあります。
一方で、支援がなくてもできることもあります。

障害者に対する世間の見方が良い方向に変わってきてはいます。
しかし、依然として障害者に厳しい目を向ける人たちもいます。
その理由の一つは「障害者は甘えている」「助けてもらうのが当たり前と思っている」という気持ちではないでしょうか?

そのような気持ちを持たれないために、せめて、減らすためには、「できることはやる」という姿勢を障害者が持つことが必要ではないでしょうか。

自分の弱みを「武器」にしない。
心がけています。
(時々、挫けるけど…)