なんくるないさ
沖縄言葉(沖縄口/うちなーぐち)の「なんくるないさ」。
この言葉は単に「なんとかなるさ」という意味にとらえられがちですが、そう単純な言葉ではないそうです。
「まくとぅそーけー、なんくるないさ」という成語の後半部分で、全体としては「正しいこと、真(誠)の事をすれば(まくとぅそーけ)、なんとかなるさ(なんくるないさ)」という意味だそうです。
「挫(くじ)けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味であって、「なんとかなる」という単純な楽観的見通しを意味する言葉ではないのです。
人は誰しも挫けそうになることがあると思います。
私もこの障がいが理由であること以外にも気持ちが萎えてしまうことが何度もあります。
他の人にできることが自分にはできない。
出来たとしても時間がかかる。
でも、人にはそれぞれの歩むべき道があります。
その道を地道に歩み続ければ、いつか良い日がやってくる。
そう信じて生きてゆきます。
なんくるないさ。