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新宿日撮り歩記

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仕事に遊びに縁の深い新宿の写真を自分の思いと共に載せています。(芸術性ゼロ)
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2023年9月の記事一覧

【藤圭子の歌碑】新宿日撮り歩記

【藤圭子の歌碑】新宿日撮り歩記

藤圭子

懐かしくこの名前を聞く方も多いことでしょう。
とても美しい顔立ちでしたね。
しかし、その美しさとは裏腹に、影がある表情とドスの効いたかすれ声で、歌う曲はどれも「恨み節」とも言える女性の感情を表したくら~いものでした。
娘である宇多田ヒカルとは正反対ですね。
昭和44年(1970年)に発売された「圭子の夢は夜ひらく」が大ヒットし、大ブームとなりました。
演歌歌手といえば、今は和服を着ている

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【西新宿の老舗】新宿日撮り歩記

【西新宿の老舗】新宿日撮り歩記

私の通勤路は西武新宿から西新宿までの青梅街道沿い。
左手に高層ビル群を見ながら歩くと、右手に何軒かの「老舗」が見えてきます。

「成市果実店」
なんでも明治20年からこの場所にあるとか。
いつも老夫婦の姿が見えます。

「伊勢啓中村屋」
こちらは戦後から営業しているそうです。
一見したところ、作業服や地下たびなど工事用の用品店かと思いますが、元々は呉服屋だったそうで、お座敷用の足袋があったり、濃口

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【百果園】新宿日撮り歩記

【百果園】新宿日撮り歩記

ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、新宿駅東口のアルタの横に「百果園」という果物屋がありました。
串に刺したパイナップルやスイカやイチゴなどを売っていて、その場でだったり、歩きながらだったり、ほおばっている人をよく見かけました。
また、進物用の詰め合わせや日本では珍しいドリアンといった果物も置いてあり、いつも市場のような活気があって、新宿という街の中でちょっと変わった雰囲気がある一角でした。

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【新宿のライオン】新宿日撮り歩記

【新宿のライオン】新宿日撮り歩記

新宿にある2体のライオン像。

1体はJR新宿駅東口とアルタの間にある広場。

もう1体は歌舞伎町のTOHOシネマズと歌舞伎町タワーの間の広場(トー横)

いずれも東京新宿ライオンズクラブが維持管理をしている「募金箱」です。

東口のライオンには口に投入口があって、お金を入れるとガオーッと吠えます!

トー横のほうのライオンは、早朝だったせいもあって、周りがちょっとかわいそうな状態になっていました

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【トー横】新宿日撮り歩記

【トー横】新宿日撮り歩記

「トー横」という場所をご存知でしょうか?
渋谷の「東横」ではありません。
「TOHOシネマズ新宿」の横にある広場のことです。

この場所に集まる若者たちを「トー横キッズ」と呼ぶことがあります。最近、この若者のことを報道する番組がときどきあります。それによれば、彼らは一晩中そこにいて、飲酒をしたり、中には、薬の過剰摂取で深刻な状態になる者もいるそうです。何故、そこに集まるのか。その番組で紹介された者

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【歌舞伎町弁財天】新宿日撮り歩記

【歌舞伎町弁財天】新宿日撮り歩記

(歌舞伎町1-13-3)

靖国通りからゴジラに向かって歩き、右側に見えてくるラーメン屋さんの角を入るとほどなく「歌舞伎町公園」という小さな公園があります。

普通はあまりゆくことのない区域なので、ご存じない方が多いかもしれません。
じゃ、どういうときに行くの?
う~ん、アレですよ、アレ…
アレってなんだ!
え、いえ…、あの、そのぉ…男性が…

ま、それはともかくとして、その公園の中に歌舞伎町弁財

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【西口地下広場】新宿日撮り歩記

【西口地下広場】新宿日撮り歩記

JR新宿駅の西口改札を出て、そのまままっすぐに進むと広い空間があります。

その先にはタクシー乗り場があり、左右には大きく湾曲した車道、正面には高層ビル群が見えます。

かつて、この「西口地下広場」を若者たちが埋め尽くし、「友よ」などのフォークソングを歌ったり、議論をしたりした時期があります。
1969年(昭和44年)に出現した「フォークゲリラ」。
その数は数千人とも1万人とも言われています。

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