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落とし噺の話

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落語と本格的に出会ったのは高校生のとき。 国語の先生の「落語はいいぞ。古典がいい。新作はダメだ。」という言葉がきっかけで聴き始めました。 それ以前にもテレビで寄席番組を見る機会が…
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#落語好きと繋がりたい

落語のお話【芸は一期一会】

最近目にした文。 「芸は一期一会。たまたまその人と同じ時代を生きることができて、なおかつ…

まさこん
1日前
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落語のお話【小三治さんのこと3】

ある「柳家小三治独演会」でのこと。 一席目を聴いていて、なんだかとても心地よく感じたこと…

まさこん
8日前
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落語のお話【小三治さんのこと2】

小三治さんの師匠である先代小さんは亡くなるまでの、何年間でしたか、毎回、紀伊國屋寄席のト…

まさこん
9日前
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落語のお話【小三治さんのこと1】

私が最も長く、従って、多く観た噺家は柳家小三治さんです。 地理的に行ける会はすべて行って…

まさこん
9日前
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落語に関心がないあなたへ!【名作中の名作のお話です!】

毎年12月になると途端にやる人が増える名作中の名作の落語「芝浜」。 「誰も彼も」という感じ…

まさこん
1年前
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落語に関心がないあなたへ!【搗米屋を知ってますか?】

「搗米屋」 「つきごめや」と読みます。 文字通り、米を搗いて精米する商売で、長くて重い杵を…

まさこん
1年前
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落語に関心がないあなたへ!【今、なんどきだい?】

もうだいぶ前のことですが、「今、なんどきだい?」という言葉が流行ったことがあります。 今の言葉で言えば「今、何時?」。 この言葉の出どころは「時そば(ときそば)」という落語なんです。 今日はそのお話。 屋台を引いて夜の街を歩くラーメン屋のチャルメラの音を最後に聞いたのはいつのことでしょう。 衛生上の問題もあるし、屋台のラーメン屋はもういなくなってしまったのかな? 江戸の街にはラーメンはありませんでしたが、そばを売り歩く商売がありました。 「二八そば(にはちそば)」「夜泣

聖地巡礼【深川江戸資料館2】

長屋には表長屋と裏長屋があります。 表長屋は表店(おもてだな)とも呼ばれ、表通りに面して…

まさこん
1年前
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噺を撮る【紺屋高尾 / 神田紺屋町】

吉原の遊女の中でも最高位の遊女を「花魁(おいらん)」と呼びます。 花魁はその容姿が美しい…

まさこん
1年前
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