見出し画像

現実化のスピードはネガティブも速い。海外での引っ越しからの気づきと手放し

2024年は本格的な変化の年

 とのことで、政治経済やエネルギーそして社会など様々なシステムで想像を超えた変化が来るって、いろんな人のYouTubeで観ました(笑)

 変化の流れが速いから、しっかりとハートにフォーカスしてネガティブな情報に振り回されないようにするのが大事。そして風の時代だけに、自分の波動が現実に反映するスピードも速い。

元旦から日本のニュースを見ていたせいか
私も現実化の速さに恐れおののく、ちょっとしたネガティブマインドに陥っていました。

それはこんな思考がきっかけ

働かずにいつまでマレーシアに住めるのか
しかも
日本へ戻ったところで実家も血縁もいない状況で、60近い無職の私が賃貸物件すら借りられないかもしれない。
 こっちへ来てから貯金は減るし(収入ないから当たり前。お腹空くのと一緒だよ、雅子ちゃん)、これで猫もいなくなったらいったい私はどうやって生きていけばいいんだぁ、しくしくしく。。

って気分。こんな問いは答えがないのでただの無限ループです。
このマインドでいると、さらにネガティブを加速させる問題が発生。

それは、賃貸物件のオーナートラブルです。

3年前に書いた記事。為替や相場などの情報は古いですが、クアラルンプールの住宅事情に興味があれば、参考に。

 私は1年前に中心部から郊外へ引っ越したのですが、不動産エージェントの紹介ではなく、自分で不動産情報サイトから物件を探しました。

 物件自体は気に入っていますが、入居当初から以前に住んでいた物件からはありえないトラブルがいくつも起こりました。
 オーナーは中華系で対応は早いのですが、賃貸料は他の部屋に比べてトラブルが多いのに割高なのが判明しました。

 そこで1年後の契約更新時に私は「100RM(約3200円)下げて欲しい」とお願いしたのですが、なんとオーナーは「市場価格が上がっているから200RM(約6400円)値上げする」と返してきました。
※ドバイだと普通の物件すら数百万単位/年で家賃が上がる世界。みみっちい争いです。。

 確かに、クアラルンプールの電車駅周辺はコロナ禍から家賃10~30%ぐらい上がっています。これはロックダウンで外国人が来なくなった影響で家賃を下げるオーナーが多かったため。
 ですが、私の住んでいる車必須なエリアは、築年数に応じて改装をしないベーシックであれば徐々に下げていく傾向。
 「何言うとんや、こやつ!」と久しぶりに戦闘スイッチが入りましたが、次のオーナーの一言で血の気が一気に引きました。

「その家賃で納得できないなら、次の人が決まりそうだから、すぐに出て行って欲しい」

まーじーでー。わしが、この部屋探して引っ越すのになんぼつことる思とんねん(…2万円ぐらいやけど)。この国に借地借家法はないんけーーーそんなんで追い出されたら、わしら店子はたまらんわーぼけー

と英語で言えたなら。。。

 円安で20%ぐらい生活費が上がっていることに加えて、さらに今のコンドの相場から割高の家賃を払うのは納得できないので退去することになりました。

 後でエージェントに確認したら、急な家賃の値上げを言ってくるオーナーに対して退去日は交渉できるし、それは法律でも決められているとか。

 なのですが、オーナーと揉める英語力もないので言いなりの退去日を受け入れて、2月1日現在、絶賛物件探し中です。

 次を決められない大きな理由は、今住んでいるコンドミニアムが私にとって80点以上だからかな。 
 日本人率たぶん0%。分譲のローカルが多いから静かで住民のマナーが良い。お散歩がてらショッピングモールへ行ける便利さながら、隣は森。目の前にコンドミニアムが建たない立地で眺めはバツグンです。
 広さと家賃がアップするファミリータイプならリゾートホテル的な物件はたくさんありますが、一人暮らしにちょうど良くて家賃が手ごろなコンドは、中々見つけられませんでした。

 しかも退去が決まってすぐに他の部屋を探しましたが、タッチの差で他の人に決まるという間の悪さが続き………これは、日本へ帰れというサインなのかしら、でも今日本へ帰ったところで……(以下は上記を参照の無限ループ回転中)

 涙目になりながらコンドミニアムを見上げ、しみじみ1年前に引っ越しして来た当初のことを振り返りました。

 そして、引っ越しの日にオーナーがご夫妻そろって花と新しい水のボトルを用意して待っていてくれたのを思い出しました。
 入居前の掃除や物件の管理は杜撰でしたがトラブルの対応は早かったので、結果あまり不便ではなかったのに、なんで何もかも嫌な人だと思うに至ったのだろう。

 結局、前のエージェント、日本の不動産賃貸システム、私の基準で相手をジャッジしている自分の頑なな思考に気づきました。人種も習慣も違う相手の衛生観念含めて常識は合わないのが当然。しかも自分がいかに得をするしか考えていなかった。ホント、お互い様の銭ゲバマックスバリュー。

 それが腑に落ちると

 日本では考えられないような家賃でリゾートに住んでいる気分が味わえた一年とオーナーにありがとう。マレーシアで平和に過ごせている今も当たり前ではないな、と感謝の気持ちが自然にわいてきました。

そしてそして

 私のエネルギーが変わった影響か、さらに条件と状態の良い部屋がポンポンと出てきて、今はコンドミニアムの内見を楽しんでいます。

 まだ日本へ帰るタイミングでもなかったようです(笑)
 たかだが賃貸物件が決まらないだけで、いろいろ深堀して感情のアップダウンを楽しめるので、一人でも当分退屈しなさそう。

 まずは自分自身の心の平和と調和を。すでに全て在るを見直す機会をくれて

ありがとう。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?