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もう終わりにしよう

I want to ask him to pass away とこの類のフレーズがわたしに向かって正式に飛んできたのは初めてのことで
末期の病状の祖父に思いを馳せる彼は、ロックダウン中で都市間移動が制限されているため入院先の他都市に赴きこのことばをかけられないことを奥歯を擦り減らすようなトーンで言った


タナトスは夜に抱かれているけれど昼に聞いてしまったこの気持ちは、何が抱いてくれるのか


片割れに寄るようにとりあえずの眠りで誤魔化す姿をアッケラカンと嘲笑うのは眠れないほどの大雨 



「ほら、そちら側には寄れないでしょう」



ブロンズの拍が中心から隅々に散るのを確認しながら 2つの間に吊られているのだ




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