ワーク5.文字数を決める

今回の〈書く〉スキルを伸ばすワークは、

1回あたりに書く文字数を決める

です。
それも、できるだけ「短く」設定するのが、初心者の私たち(ここではペルソナ設定で〈50代のブログ・note 初心者〉のことです。詳しくは前回の記事をお読みください)にはおススメです。
文字数は人によりますが、だいたい1,000字くらいを目安にするといいかと思います。
文字数を決めるメリットを3つ挙げると、

  1. 要約力が身に付く

  2. 読み手に優しい(=Reader-friendly)

  3. 自分がラク

です。
ひとつひとつ見ていきましょう。

1.要約力が身に付く
文字数を制限することで、だらだらと書けなくなります。
「自分が一番伝えたいことは何か」を常に問いながら、頭にある情報から取捨選択をし、要点を掴んで短く簡潔にまとめなければなりません。

このスキルが身に付くと、話す時にも役立ちそうです。プレゼンやスピーチだけでなく、日常会話でも、だらだらと要領を得ない話し方が改善し、スマートな会話ができるようになるかも?

2.読み手に優しい(=Reader-friendly)
毎回文字数が決まっていると、読者もその時間を想定して読み始めてくれます。読み手側に立ってみても、これは助かります。

私が好きなユーチューブで、お笑いコンビのロザンさんの『ロザンの楽屋』とうチャンネルがあります。
毎日18時ごろ更新される番組で、ロザンのお二人が、楽屋でのおしゃべりの延長のように、気軽に時事ネタや雑談をしています。
このチャンネルは「10分程度で話す」と決めておられるので、こちらも、「10分とれる」時間帯を見つけて観るようにしています。

10分って、長すぎず短すぎず、ちょうどよい時間なんですよね。
文章の場合、1000文字だと、たぶん5分くらいかな?

これくらいだと、読者も気負わず、立ち寄って読んでくれることもありそうです。
逆に、読み始めたものの、「これ、あとどれくらいかかるの?」と不安になるような、漫然と書かれた文章は、途中離脱されてしまう可能性があります。
それでも、1000字なんだと初めから分かっていれば、最後まで目を通してもらえる率が上がるかもしれません。

3.自分がラク
長い文章を書かなくていいのだから、当然ですよね。
しんどいと続かない。ラクして続けたいですね。

とは言うものの、実は、短くまとめることって、逆に難しいのです。
だらだら思うままに書く方がラクなんですよね。
それでも、読んでもらう文章にするため、精進していきたいものです。

ちなみに、この文章も1000字チョイで書けました(^.^)



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