ピアノの先生の独り言#27出来ない方法に固守するな!やり方を変えないと出来ない。
ピアノ教師のmasakopianoです。
今日のタイトル、がつ〜〜〜んときますね。
これ、私が昨日師匠に言われた言葉です💦
レッスン曲のどーしても弾けないところ、
私は、ひたすらゆっくり練習を繰り返してました。
で、テンポを上げると弾けない、、、そしてまたゆっくり、、、
そして、、、の繰り返しです。
歳のせいかな〜最近手が動かないな、とか
教室の仕事の方が忙しくて、練習時間がとれない、とか
この曲、無理でしょ、とか
言い訳のオンパレード。
師匠はそんな私の甘い考えをお見通しで、
弾けないんじゃない、自分で思い込んでいるだけだと。
実際レッスン中、無理でしょ〜〜のところ弾けてた。
早速、家に帰ってインテンポで弾いてみた。
弾けるし。。。なんで?
私は、出来ない方法(ひたすらゆっくり練習の繰り返し)で練習した気になっていた。横の流れではなく縦の合わせばかり気にしていたので、
テンポを上げた時に崩れる。
練習は工夫しないといけない。だから練習は楽しんだよと。。
私の練習は惰性で、つまらない、そんな練習だったんですね。
以前も書いたけれど、ピアノの先生なのにレッスン?と思われるかもしれませんが、先生だからこそ、井の中の蛙になりやすいし、自分の古い指導に固守しやすい。新しい価値観や、指導法を自分自身で体験できることは、聴講型の演奏セミナーより収穫が大きいです。(もちろん、セミナーも素晴らしいですが)
今回のように、ダメダメの自分、言い訳で蓋をしていた自分から重い腰を上げて、逃げていたところをもう一度向き合ういいきっかけになります。
私にとって、レッスンへ通うことは、整体に通う感じです。
音楽の調整、そしてレッスン後はほ〜〜んとにスッキリします!!
そうすると、、不思議です。
生徒さんに対しても、
まあいいか〜弾けないんだもんね、この辺で丸にしようとか、
この子は手が遅いから、すこし手伝ってあげようとか、
生徒さんの可能性の芽を積んでしまっていたことに気がついたんです。
猛反省。。。
生徒さんが出来ないんじゃない、
どうせ弾けないと私が諦めていたから、弾けなくしていたんです。
出来ないなら、どうしたら出来るようになるか、
一緒に考え、工夫する。
そして熟するのを待つ。
いろんな気づきと、学びがありました。
レッスンは、演奏だけではなく、自分生き方や物事への向かい方も示してくれます。
さて、今日も練習方法工夫して、楽しく練習♪スタート♪
最後までお読みくださってありがとうございました😊
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