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「Nintendo Switch」売れ過ぎているのに、喜べない理由とは?

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Nintendo Switchがコロナ禍で、ものすごく売れています。需要が多すぎて、入手困難な状況になっています。さらに、フリマアプリやAmazonが転売目的で定価の何倍もの価格で販売されています。

なぜSwitchの在庫が無くなったのか?

全国的なSwitchの供給が間に合ってない状態です。なぜ、今の新型コロナウイルスが流行っている時期に流行っているのかを検討していきます。このSwitch不足は二つの要因があります。

①工場稼働率の低さ

Switchの組み立てを行う台湾の鴻海、製造委託先の中国の工場が新型コロナウイルスの蔓延を受けて稼働率が低い状態が続いています。しかし、このSwitch不足は、2019年6月から生産場所の一部をベトナムに移したことで、まだマシな状態とも言えます。

②「あつまれどうぶつの森」の販売延期

任天堂の人気シリーズのゲーム「あつまれどうぶつの森」は、2019年中に発売される予定でしたが、6月に「ゲームを最高な形で届ける」という理由で2020年3月への延期が発表されていました。さらに、外出自粛が重なって、「どうぶつの森」が爆発的なヒットになりました。

※上記のソフトは、値段が異なる場合がございます。

「あつまれどうぶつの森」は、島にプレーヤーが移住し、どうぶつ達と交流し楽しむゲームです。さらに、このゲームは、新型コロナウイルスで人と会えない中で、ゲーム内で自分の島や友達の島で、友達と交流することができます。
「あつまれどうぶつの森」は、発売開始から16日間で累計303万1784本を売り上げています。


なぜSwitchの販売数が増加しているのに喜べないのか?

任天堂が出してきた過去のゲーム機は、2〜3年でピークに達し、その後、4年目以降販売台数が減少していっています。唯一例外は、1989年に発売されたゲームボーイが4年目以降も過去最高の販売台数を更新していました。

Switchは、今年で販売開始から4年目で、今までの過去のゲーム機と同じルートを辿ると、Switchを増産して、「あつまれどうぶつの森」のブームが過ぎた後に供給過剰となるリスクが生じる可能性があります。

「あつまれどうぶつの森」の後に、いかに売れる新作のソフト、タイトルを販売するかが今後の任天堂の鍵となることでしょう。

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