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これから着物男子に襲いかかる「で、着物でどこ行くの?」問題
前回、タイトルも内容も長めの カジュアル着物男子デビューと日本版サプールのすゝめ で着物男子の扉の前までご招待しました。
貴方がもし「俺、着物始めようかなぁ」と身近な誰かに探りを入れた時、奥様や彼女や友人にそこそこの確率で「で、着物でどこ行くの?」と言われる可能性があります。
もしくはご自身が(確かに…どこ行こう?)と、ふと思った方もいるかも知れません。
今回は、そんなこれから着物男子の「着物でどこ行くの?問題」について僕、マサキモノの個人的な考えとそれを口実に普段着着物コーデを見ていただくという寸法です。
「どこに着て行くって?まあ和的な?場所?」
「着物+〇〇」の〇〇に入れる場所でパッと思いつくのは「城、神社仏閣、日本庭園」など「the和な場所」だったりしませんか?
実際着物映えしますし勿論オススメなんですが、正直なところ和な場所に対してそれほど馴染みも興味も薄めの人も多いのでは?と思ってます。
少なくとも現時点で未着物な方には「和服で和な場所に行く」ことは二重のハードルになり、心身共に遠い気がします。なんとなく写真を撮った後、手持ち無沙汰な出落ち感が漂うかも知れません。
そこで普段着物を推す僕としては断然「いつもの場所に着物で行く」を提案します。
自分から離れすぎない着物ライフ
着物で行けるところを探すのではなく、行きたいところにどう着物で行くか?という発想に変えるだけで、気楽にクリエイティブに着物を楽しめます。
ちょっとした食事などで服装を少し考えるようなおでかけシーンってたくさんありますよね。
例えばショッピング・外食・カフェ・バー・飲み屋・美術館・コンサート・劇場・映画館・動物園など、激しく動く必要の無い場所は全て行けます。
(結構歩き回るなら慣れない下駄より洋靴かな?)とか(動物園ならスニーカーだよな)など、いつもの洋服発想的に着こなす上でも和洋MIXは便利なのです。
それでは実際にどっか行った時のコーデ例です。
普段に近い場所でのおでかけコーデ
【美術館】
ちょっとだけ歩くよなってことでブーツを履いてます。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27663313/picture_pc_b9b3371cfee2096eac1ab06ab6fb9262.jpg?width=1200)
ヘッドフォンで音楽を聞くことを忘れ没頭しています。
【ショピング】
帯の代わりに太めのメッシュベルト、ローファーでした。
映画「宮本から君へ」を観に行く途中の地下鉄で。お気に入りの着物(これしかない訳では無い)に先日骨董市で買った着物コートを羽織って。札幌の夜はこれくらい着込まないともう寒い。#令和元年を着物元年に #令和装 #男の着物姿 #着物男子 pic.twitter.com/FWX8GhrUtr
— マ サ キ モ ノ (@masakimono_jp) October 13, 2019
これは同じ着物ですがコートとスニーカーで地下鉄で映画館に向かう途中です。着物ベレーの相性の良さは個人的に異常です。
【観劇】
これも地下鉄でちょっと離れた劇場に演劇を観に行きました。記憶に残っていないのであまり面白くなかったと思います。が、着物でお出かけで満足です。
【温泉宿】
これは道東(北海道の東)の温泉宿に行ったとき、漫画コーナーで名探偵コナンを読んでる図。アイヌが色濃い地域だったので、木彫り熊のループタイをしてます。
【番外編:熱い夏の通勤チャリコーデ】
浴衣出社実施してます。
— マ サ キ モ ノ (@masakimono_jp) August 16, 2019
そして、浴衣でも自転車に乗れる事を何度でも知らせたい。
飛脚のように浴衣の後ろを帯に挟むやり方「尻絡げ(しりからげ)」「尻っぱしょり」
来訪、往訪時セットとして、靴、パンツ、シャツを会社に置ければ完璧です。 https://t.co/MG7PR97arE pic.twitter.com/ySXHDviHji
「尻っぱしょり」という着物の後ろを帯に挟めて飛脚のようにしてパンツを履けば自転車も乗れます。サルエルパンツです。
【もう浴衣ハーフパンツチャリ出社しかない】
— マ サ キ モ ノ (@masakimono_jp) August 1, 2019
本日札幌最高気温33℃ みんな生きろ!#令和元年を着物元年に #浴衣男子#着物男子 pic.twitter.com/Jg8HtuRa0m
こちらはハーフパンツです。写っているパンダは撮影でお借りしたガラスの奥に写った店内にあるものです。パンダリュックではありません。
まずは近所やいつもの遊び場で楽しみましょう
以上はほぼ昨年の写真です。今、なかなか出かけづらいご時世ですが、服を着ない日はないでしょうし、それほど特別じゃない場所でも着物で行く事で楽しみも増えます。
まずはゴリゴリ和服って感じじゃなくても色々と楽しめるのが着物です。アイデア次第で着こなしは無限でしょう。
是非貴方も取り入れてみてください。
下記、着物男子デビューのすすめ記事です。未読でしたら是非!
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