頭の声が大きくなりすぎると、心が死ぬ
タロットリーダー☆ほえーるけいこです。
最近、頭の声がうるさすぎて困る話を書いています。
「本音が見えなくなる」という弊害
頭の声=思考が強すぎるともうひとつとっても困ることがあります。
それは、本音が見えなくなること。自分が何を感じているかが、ものすごくつかみにくくなってきます。
占星術的に言うと、私たちには思考のほかに、感覚、感情、直感という3つの要素が備わっています。この3つに共通するのは、感じるものであるということ。
そしてその感じる力は、私たちがそれぞれオリジナルの人生を生きる上での羅針盤の役割を果たします。
感覚、感情、直感の濃淡は人それぞれ。だからこそ、ひとつとして同じ人生はないわけです。
思考にばっかり権限を明け渡して、頭の声がどんどん大きくなっている状況だと、この羅針盤がきちんと動きません。
だから、どこに行けばいいか。何をすればいいか。なにが自分の喜びなのかもよく分からなくなってくるのです。
ロボットみたいになって、心が死ぬ
こうなってくると、進む道も、手に入るものも、出会う人も、自分が心の底から求めているものではなくなります。
だからもっと喜びが、心地よさが分からなくなる。他にもっと自分を満たしてくれるものがあるのではないかと、体力の限り様々なものに手を出してエネルギーを消耗する。
それで手に入ったものは欲しいものではないので満たされず、結局探すという行為そのものが目的のロボットみたいになって心が死ぬ。
これはしんどくて当然なわけです。
私は思考が強まりすぎていたとき、嫌なことを嫌と言えない、これがほしいと言えない=本音が言えない状況になっていました。
「あれがほしい!」と思っても、「でも、ほかの人もほしいかもしれないし…」と思考がすぐ邪魔をするのです。
じゃあ、どうしたらいいのか
じゃあ、どうやって自分を取り戻すのか。
これにはしっかりと自分自身の状況を見極めて、「今私、こんな感じなんだな」と受け入れることが大事なのだと思います。
受け入れないでいろんなことに手を出しても、結局疲れるだけです。
そして、少しずつ感覚、感情、直感の部分の機能を取り戻していくことです。
といはいえ思考が悪ではないです。私たちに思慮深さを与えてくれるのは思考だし、ないとないで大ケガします。
大事なのはバランス。
特に情報社会の現代では人は思考にバランスが傾きがちなので、他の要素を意識的に補ってあげる必要があります。
思考優位になりすぎても、今度は思考がうまく生かされません。
特に今は思考の星座、水瓶座に10天体中5天体が入るという大水瓶座祭りの真っ最中です。笑
かわいい生き物にキュンキュンしたり、心地よい肌触りのものに触れたり、アロマを楽しんだり、密を避けつつ、気の向くままに散歩してみたり。
ぜひ、感覚、感情、直感を積極的に強化してみてください。
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