死のうと思い、舌を3センチぐらい根元から切りました(D)
B&B
最初のホテルを出て、どうたどり着いたかわからないが、
ベッド&ブレックファーストに泊まることになった。
自分のセレクトだが、全く記憶がない。
彷徨ったあとにたどり着いたのか、
希望の宿に着いたのか、わからない。
結果的にお世話になる病院のカルテを確認すれば全てわかるだろうが、
オレの記憶の中では曖昧な部分でもある。
部屋は比較的広く、両側の壁際に二段ベッドが2台あった。
ブルー基調の部屋は今泊まっても問題ないぐらい清潔な部屋で心地よく、一人でその部屋を使っていた。別料金を取られていたのか、一人分だけだったのかよくわからないが、採光もしっかりできる縦長の窓、その窓の下には、困った宿泊者へのプレゼントとして置かれている山積みになった小銭。とにかく広く満足な部屋だった。トイレとかシャワーとか、、、どうだったか。覚えていない。
宿では世界各国から若者が宿泊していて、みんな部屋を行き来し、交流を深めていた。
完全に躁(そう)状態になっていたオレも、積極的に友達らしき人を見つけ、部屋にお世話になり、タトゥー雑誌を数冊プレゼントしてもらったり、絵を描いてもらったり、サティバとかインディカとか品種を説明され、よくわからない事にしておきたい煙が出る棒をプレゼントされたり、それを一緒に回したり、楽しく過ごしていた。
だが、次の記憶は、壁に無数の穴が開いていて、そこから人が大勢見ている。
そんな記憶だ。
壁を指してゴーストを見るかのように腰が引けているオレを、ドア開けっ放しで開放している部屋を覗き込む旅人は、不思議そうに、関わりたくないように通過していった。
完全に壊れた。。。
そういう崩壊タイムラインが断片的に記憶されている。
出発前からおかしな思考はチラホラしていたが、
そのタイミングあたりで完全に壊れた。
ナイト<デッド>ライフ in Vancouver
宿は確保したが、
1日中、徘徊は止まらない。
何をしてよいのか、わからなかったのだろう。
とにかく1日中バンクーバーの街を歩いた。
ある夜の記憶は断片的だが今でも脳裏に深く刻み込まれている。
暗闇の中、何の情報もないまま、行列ができているオシャレなクラブを見つけ、列に並んでいるスリーブが入ったかっこいいローカルと墨について話したり、ファッション事情を語ったり、黒服をまとった黒い肌のクラブセキュリティーゴチゴチ数人と街やナイトライフの話をしていたら、その中のゴチゴチのひとりがオレの話をずっと笑いながら聞いてくれていて、気に入ってくれたのか、よくわからないが、20人ぐらいの列をすっ飛ばして中に入れてくれた。お金も取らずに入れてくれた。好きに遊べと。そこからの記憶が乏しいが、クラブの遊びにあまり刺激がなかった。仲間もいないし、爆音での片言の会話も難しい。とにかく雰囲気を味わって、お礼を言ってすぐに出た。異国での0からコネクション作りはかなりハードルが高いことを知った。時間がなく、言葉の壁もある。
だが、クラブに入る前、待っていた時に、
列で
ズブズブに打ち込まれている。
黒塗りのバンが横を通過する際、
体に悪い大量の液体を体内に差し込まれた。
車が通過する際、
大量の注射針が発射され、
オレの身体に突き刺さり、
ダメージを負う。
という妄想、幻覚を見ていた。
この妄想マッドメモリーがデッドライフを演出することになる。
普通の人には、全く意味不明な話だし、支離滅裂で理解し難いのは当然だ。
経験のない人には全く受け入れられないだろう。
だが、統合失調症のような症状が出ている自分には大真面目なリアルだ。
聞こえるものは聞こえるし、見えるものは見える。
自分が作り出す地獄は一番つらい。自分が原発だから逃げられないし、自分が1番恐怖を抱く妄想をしてしまう。他人には演出できない最悪な演出をする。
大真面目に病院の偉い先生にその事を話し、血液検査をしてもらった。たぶん入院してすぐ最初にしていると思うが。
当然、悪い薬の成分は全く検出されなかった。
苦しんでいる人に向けて多くのメッセージを届けたい。とりあえず、これから人前で話す活動をしていきます。今後の活動を見守ってください(^^)