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りあるマザーファッカーの告白

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”りある”マザーファッカー★ノンフィクション★アルコール依存症克服【出生】1977 年新宿【教育】歌舞伎町・都営団地【中毒経験】アルコール(寛解※通院中)・軽ドラッグ(寛解)・ギ…
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#入院

カット・タン・マイセルフ(C)

かみさんが病院に到着し、これで帰れると一安心したが、状況は変わらなかった。あの状態のまま飛行機に乗せて帰国することはできないと誰もが思っていたに違いない。時間が経過するのをじっと待つ感じだった。薬が効いているのか、躁鬱なのか、時間経過はゆっくりではなく、1日があっという間に過ぎていく。投薬という病院側の親切な図らいか。ゆっくり感じる時間が何となくホワッとスッキリ過ぎていく。 舌先をなくし、うまくしゃべれない精神が崩壊した男のバンクーバータイムは意外と早い。 かみさんが来て

カット・タン・マイセルフ(B)

激アツなオートミール 人間ドッグで着るようなお召し物に着替えさせられ、集合部屋に入れられた。 ひたすら泣いている人、 誰もいないのに必死に話している人、 絵をずっと描いている人、 家族がお見舞いに来て嬉しがっている人、 入ってすぐに、ある男がオレのもとにきた。 絵を見せてくる。 どうやら衛生を通じて誰かと話しているらしく、 テレパシーとか、暗号とか、 一生懸命オレに説明をしてくれた。 彼は大真面目だ。 オレも大真面目に聞いた。 自分も描きそうな絵もあ

カット・タン・マイセルフ(A)

ココロにタトゥー 自分の舌を切り落として向かったタトゥーショップで 明日施術よろしくと話したら、口の中を見せてみろと言われ、見せることに。 「カット・タン・マイセルフ」 とゴモゴモした口元で頑張って話した。 日本ではなく1人で来たバンクーバーだ。 英語の表現はこんなもんだ。 娘を亡くして、悲しくて、自殺したと思ったみたいで、 切ない顔をしてイケメンの店員さんが気にかけてくれた。 彼はイケてるスケーターだった。 近くに病院があるからそこに行こうと連れて行ってく