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論理で語れないことってあるよね

こんにちは。
ポテンシャル屋のまさきです。

Fラン大学出身で営業職として就職するも、全く成果が出ず一回営業外され、そこから最年少営業マネージャーになって、今は独立してポテンシャルコーチ、営業支援等の仕事をしております。

今日のテーマは

「論理で語れないことってあるよね」

というテーマで書いていきます。

キャリアの話などで相談を受けた際に話に出てくるのが、
「わかっているんだけどね」
「理解はできるんだけどね」
「やらなきゃってわかっているんだけどね」

ってそういう理屈でわかっているけれど、感情が追い付いてこないって話です。

あなたにもそんな経験ないですか?
「正しいこと言われているからやらなきゃって思うけど」
「やらないといけないことばかりに追われている気がする」
「いわれたとおりにやっているけれど、なんかうまくいかない」

僕は本当にそういう経験ばっかりしてきました。

ちょっと新卒1年目とか2年目の若い時の話をします。

営業時代にも一年間は全く成果が出なかった。
挙句の果てに成果が上がらな過ぎて営業から3か月外されました。。
めっちゃ屈辱だし、使えないってレッテルを張られているようで本当につらかった。。。

僕は新卒で入ったばかりなんだから、まずは言われたことを忠実に行おう。
一年間音楽も聞かず、先輩の営業の録音を聞いて、一言一句覚えるほどに聞いていた。
でも全く成果が出なかった。
周りからは頑張っているから成果出るよって言われるけど、
自分ではそのイメージがついていくことはなかった。

これはアドラー心理学でもよく言われる目的論からそれていたからなんだろうと今では思う。
心の奥底で望んでいた目的からそれていっていたところを、
このままじゃお前の理想じゃないよ?って、僕の無意識が止めてくれていたんだと思う。

うまくいっていない原因なんて探せば、山のようにある。
ただそれを一つ一つつぶしていくことに終わりが見えないような感じがした。
そして僕もこの時に心の奥底で元々描いていたものから遠ざかっている気持ちに気づいた。

そもそもなんで営業をやりたかったのか。
思い返すと別に営業をやりたかったわけではない。
お客さんに直接価値提供できる仕事で在れば何でもよかったけど、
その提供価値が大きいものにできると思ったから前職に新卒で入社していた。

でも当時の自分は、
振り返ればどうやったら売れるのかばかり考えていた。
そう僕は別に売れたかったわけではないんだ。
お客様のためになれればよかったんだと当時気づいた。

1年間死ぬように残業しても、
あなたが営業でよかったといわれたのは、

たったの3回だけだった。

だってそれをしたいことすら忘れていたから。
そもそも営業がうまくなりたいわけではなかった。

それがいつの間にかその環境で求められる姿を追求するあまりに自分の目的を忘れてしまっていた。

人は無意識に思うほどに強い人生の目的であればあるほど、
それを忘れてしまう。

よく考え方は変わるとか、
軸って結構変わるよねとかいうけど、
それはあなたの意識の中にある軸や考え方。

そういうことじゃなくて、
あなたの人生で生きていくうえで前提や当たり前になっているようなことほど、忘れる。
ただここにあなたの大切な価値観や経験、強みも弱みもその無意識にこそ隠されている。

だから人は環境を変えると、
途端に成果が出なくなったり、
うまくいかなくなったりするんだ。

スキルがつけば何でもできると思っている。
それは心がついてきた場合という状況をよくわかっていない。

だからこそこの無意識へ日頃からアクセスすることってめちゃくちゃ重要。

あなたはこの無意識にアクセスできていますか?

感情をいつのまにか押し殺してしまっていませんか?

それはいつの間にか人生から遠ざかってしまっているかもしれません。

思い出そうよ。
本当はどう思っているのか。
それをどうしていきたいのか。

ちょっと話は戻るけど、
営業で売れなくて目的からそれていた僕は、
ただ目的を叶えるために営業という手段を使うようにしたんだ。

お客様に感謝されることをどうすればいいか死ぬほど考えるようにした。
どうせ売れないんだったらせめてお客様のためになろうと。
そしたら2年目の半年で、1年目の5倍の成果につながりました。
もちろん、運もあると思う。
でも今になると思う。
本当に望んでいるものを取り組んでいると、
それで成果が出る楽しさに気づいていくし、
もっとやっていきたいって思えるんだ。

これは自分だけなのかなって気になって、
マネジメントをするようになってからの4年間で、
色んな人に試してみた。

成果が出ていない人と話すときに、
目的からそれているんじゃないのって疑うようにしてみた。
そしたら成果が出ていないのは能力が足りていないからだっていう人の80%くらいは能力じゃなくて、そもそも目的からそれていることに気づいた。

今成果が出ていないのは、
あなたが目的からそれたら困ることを、
あなたの無意識が教えてくれているんだよって伝えてあげることにした。

今まで累計で15人以上メンバーのマネジメントにかかわってきたけど、
本当に信じられないような変わり方をする人を何度も見てきた。

入社早々営業が嫌いって言ってきて、異動したいって言ったメンバーが最年少でマネージャーに上がる。

通常3000万程度数字を挙げれば、まあまあいい方といわれる新卒2年目の頃に、同様のマネジメントで2年目の4人全員5000万円を達成したり。

僕が思ってもいないようなことを本当に実現してくれた。

その人が持つポテンシャルの上限ってどこか自分で決めてしまうけど、
本当は100の能力があっても、上限を60だと思っていると、それくらいしか出せなくなっちゃうんだということ。

彼らも本当はすごい能力を秘めていたんだ。
今この記事を読んでいるあなただってそう。

僕自身累計300人以上のセッションをしてきて、
結局能力がないという人のほとんどが、
実際は自分の才能や能力に蓋をしてしまっていたり、
目的からそれていて無意識からストップをかけられているんだなと思った。

ぜひあなたにもそんな自分の才能に気づいて心からワクワクした人生を歩んでもらえるとうれしいです。

今日はこんなところで。



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