どこにも載ってない三菱商事のケース面接対策2
みなさんこんにちは。さあ、三菱商事に入りたいみんなはケース面接の対策を始めましょう。前回の記事を読んでない人は読んでね。
では、本題に入りましょう。ケース面接対策。具体的に何をするのかってところですね。
1.前記事のおさらい
まずは、前記事のおさらいから。三菱商事のケース面接は以下の3通りしかありません。過去の出題例ではね。今年から変わるかも。だけど、ケースの本質を捉えれば対応できると思います。
〇新規店舗出店戦略の提案
〇シナジーを生む可能性のあるビジネス領域の提案
〇新たなサービスの提案
たった三つです。これを対策しないなんてアホだと思いません?
余談ですけど、大きく分けてこの三つのテーマから三菱商事が伝えたいメッセージって何でしょうか?
この記事を最後まで読んだ後の皆さんならきっとわかると思います。まあ読まなくてもわかるかもしれませんが。
2.過去の出題事例
ここも前回のおさらいになりますが、今一度紹介します。
1.新規出店戦略
・カフェの新規出店戦略を考えてください。
・本屋の新規出店戦略を考えてください。
・ラーメン屋の新規出店戦略を考えてください。
・ファミレスの新規出店戦略を考えてください。
2.シナジーを生む可能性のあるビジネス領域の提案
・タクシー事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・ホテル事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・コンビニ事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・病院事業とシナジーを生める事業を考えてください。
3.新たなサービスの提案
・飛行機機内で始められる新たなビジネスを考えてください。
・フィットネスクラブが始められる新たなビジネスを考えてください。
全部ワンキャリから引っ張てきました。一部表現を変えてますが、全部聞きたいことは同じです。具体的な事業内容が変わるだけで3つのテーマしかないんです。そんな馬鹿なと思う人はワンキャリの選考体験記を見てきてください。なので、演習問題をこの12個じゃ足りない!もっとやりたいという方は具体的な事業の部分を別の事業に置き換えれば演習問題を量産できます。
ちなみにぼくが出題されたのは、「カフェの新規出店」でした。
3.対策の方向性
では、三菱商事のケース面接を突破するにはどうしたらいいのか。
簡単です。三種類のお題にそれぞれフレームワークを自作しておけばいいのです。そうすれば何も困ることはありません。本番になったら、そこに与えられた事業を当てはめればいいだけです。演習したことのある事業が来たら、もう思い出してトレースするだけです。なんて簡単なんだ。
さあ。ではここからはぼくが作ったフレームを解説していきます。
もちろん絶対的にこれが正しいというわけではありません。あくまで参考です。全くコピーしてもいいですが、自分なりに使いやすいフレームを作ることをお勧めします。ぼくが作ったものを気に入って使ってくれるのは嬉しいですが笑
4.フレーム解説に入る前にどうしても知っておいてほしいこと
前段が長くて本当にごめんなさい。だけど、とても大切なことです。
みなさんはMECE(ミーシー)という言葉をご存じでしょうか?知っているという人は読み飛ばしてください。知らないという人は良く読んでください。
MECEとは"Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive"の頭文字を合わせた言葉です。直訳すると「相互に排他的で、完全な全体集合」ということです。
簡単に言うと「ダブっている部分はないし、モレている部分もない」ということです。
図にするとこんな感じです。
例を挙げます。
人間をMECEに分類すると、
①20歳未満と20歳以上という分け方はMECEですが、②20歳以下と20歳以上という分け方はMECEではありません。後者は20歳がダブります。
理解していただけましたでしょうか?
なぜここまで丁寧に説明するかと言いますと、物事をMECEに分類して捉えると、論理性を担保できるからです。それはここからの演習の中で感じることが出来ると思います。では、フレーム解説に行きましょう!
※解説を最初載せたのですが、長すぎたので分割しました。
解説noteは以下になります。
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