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どこにも載ってない三菱商事のケース面接対策3

フレーム解説1~シナジーを生む事業と新規サービス提案~

1.導入

まず、この二つから先に解説します。この二つのケースは近しい構造をしており、まとめて考えると効率的です。

どこが似ているのか。これらの設問を分解して考えていきましょう。

まずシナジーとは何か。相乗効果のことです。二つ以上のものを掛け合わせると単体よりも良い結果が生み出せると考えられるとき、シナジーが生まれると呼びます。例えば、新幹線ってありますね。ただの新幹線は人を遠くに運ぶだけです。だけど、そこに小売業を組み合わせて車内販売をすれば、小売業も儲かるし、退屈な長時間の新幹線の車内で快適に過ごすことが出来て、顧客満足度も上がって、より新幹線に集客できそうだし。相乗効果が生まれてるな。という話です。

なので、「二つの事業がシナジーを生む」とは、要するに、「あるサービスを提供する事業に別のあるサービスを提供する事業を掛け合わせたら、両方の事業がより良い結果を出せる」ということです。

ここで、新規サービス提案ケースとの共通点を考えながら、今の話を振り返ってみてください。「あるサービスを提供する事業に別のあるサービスを提供する事業を掛け合わせたら、両方の事業がより良い結果を出せる」太字部分だけに着目すると、、、

「あるサービスを提供する事業に別のあるサービスを掛け合わせたら、その事業がより良い結果を出せる」に書き換わります。

要するに考えることはほぼ同じ。どちらも問題の本質は「シナジーのある新しいサービスを考えてくれ」ということです。

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