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どこにも載ってない三菱商事のケース面接対策1

こんばんは。みなさんお疲れ様です。そろそろ三菱商事の追加設問が締切を迎えるころでしょう。総合商社というよりも日系大手の頂点的企業三菱商事さんの選考にはケース面接があります。なので、面接を受けてぜひとも受かろうという皆さんは対策しないわけにはいきません。

だけどケース面接対策って何すればいいんでしょうか?「外コン選考を受けていて、ケース対策なんてやってるよ。」って方には余裕かもしれませんが、そうでない方にはなかなかハードルが高いかもしれません。

なので「三菱商事にしかないケース面接の対策に時間をかけたくない‼」って人はぜひ読んでください。

昔読んだケース面接対策の本に書いてありました。「海を沸騰させるな。コップ一杯の沸騰した水を汲むのに海を沸騰させてから汲むやつがいる。なんて馬鹿なんだ。一杯分汲んでから沸騰させた方がいいだろ。」って。三菱商事のためのケース対策で、外コン受験者がやるような網羅的な対策をやるなんて海を沸騰させてますよ。

1.三菱商事のケース面接基本情報

選考ステップ:二次面接

形式:面接官2:志望者1。主にメインの面接官の方が話してくださり、補足点や追加の質問などをもう一人の面接官の方がたまに口を挟んできます。

面接の流れ:アイスブレイク(5分)→個人ワーク(3分)→個人発表(3分)→面接官とのディスカッション(20分程度)

所要時間:合計約30分

2.三菱商事がケース面接を選考過程に導入している理由

結論から言うと、「三菱商事に入社した後、論理的思考力と考えを伝える力の面で後れを取らないかどうかという点を測りたいから」だと思います。
コンサルティングファームほどではないにせよ、ケース面接のようなことを実務の場で求められることは、総合商社のビジネスモデルを考えれば想像に難くないでしょう。商社の稼ぎ頭は事業経営ですから。というわけでそうした力を面接の場で証明することは必要条件になりますね。

3.詳しいケース面接の流れ

① アイスブレイク
アイスブレイクではガクチカや志望動機を一言二言聞かれて答えて、その後ケースの課題が発表されます。
② 個人ワーク
A4白紙の紙とバインダーが用意され、それを自由に使って3分間で考えをまとめます。
③ 個人発表
個人ワークで考えたことを3分間で発表します。
④ ディスカッション
面接官の方が疑問点等を質問してくださいます。最初の志望者側のアウトプットが良い場合、後半が雑談のみになる場合もあります。

4.面接テーマ

過去の出題例を参考にしますと、大きく分けて以下の3種類しか出題されていません。もしかしたら今年から変わるかもだけど。

〇新規店舗出店戦略の提案
〇シナジーを生む可能性のあるビジネス領域の提案
〇新たなサービスの提案

それぞれ過去の出題例を具体的に紹介していきます。

1.新規出店戦略
・カフェの新規出店戦略を考えてください。
・本屋の新規出店戦略を考えてください。
・ラーメン屋の新規出店戦略を考えてください。
・ファミレスの新規出店戦略を考えてください。
2.シナジーを生む可能性のあるビジネス領域の提案
・タクシー事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・ホテル事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・コンビニ事業とシナジーを生める事業を考えてください。
・病院事業とシナジーを生める事業を考えてください。
3.新たなサービスの提案
・飛行機機内で始められる新たなビジネスを考えてください。
・フィットネスクラブが始められる新たなビジネスを考えてください。

って感じです。たった三種類。うーん対策してくしかないですよね。

5.気を付けたいポイント

三菱商事のケース面接は、志望者に最初に結論とそれを導き出した全プロセスを語らせ、その後ディスカッションを通してそのアウトプットをブラッシュアップしていくという形式です。ですから、いくつか気を付けたいポイントがあります。

① 自分の答えに固執せず面接官と共に最終的なアウトプットを作り出すというイメージを持つ
② 発表の際には 結論→理由(3~5個)→思考プロセス の順に冗長になりすぎないように話す。
③ 定性的な思考だけでなく、できる限り定量化する。


では、次の記事では具体的な対策に入っていきましょう~‼ お楽しみに!


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