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2020年度 大学入試共通テスト 英語 解答解説 第5問目/全6問

こんにちは。
塾での勤務後は、講師全員で机の上を拭く掃除と、床に掃除機をかける掃除をします。そこで、机の上を拭くのを「拭き」、掃除機をかけること「掃き」と略すことがあるのですが、昨日同僚に
「拭きって終わりましたか?」
と、聞いたら
「え?告白ですか?」
…拭きを好きと聞き間違いされたmasakiです。
#意外と恥ずかしい
#こんなとこで言うわけない


先ずは、お知らせです。
「英単語を着実に覚える方法」について、新しい実験をしてみました。
定期テストも、まだまだ先で、英単語のテストも特にない生徒です。
「入力(覚える)と出力(テスト)は1回ずつね」
と、言って、実施させたところ、成績は得られませんでした。
これで、「この方法でやればうまくいく」
というわけではないのが分かりました。
これは、
出力で、成功体験を積みやすい(出力で100点を取りやすい)
入力(インプット)と出力(アウトプット)を交互に行える
時短
と言うところに魅力がありそうです。

もちろんその生徒には今度は100点を2回くらいとれるまで、やり続けようかとお伝えしましたので、ご心配なく。


では、ここからが、大学入試共通テストの解説です。
問題はこちら(朝日新聞DIGITAL様)

英語(リーディング)第5問(配点15点)

何かしらのレポートの問題
二つのページをまたぐほどの、長文ですね。
まともに読むと、時間がかかりそうですね。

まぁ、いつも通り、
問題文の分析
本文説明の分析
パラグラフリーディング
の順にしていけば、さほど難しくもなく、時間もかからないでしょう。


では、問題文の分析
問題番号30は、本文の主題を捉える問題ですね(タイトルを答える)
これこそ、パラグラフリーディングが使えそうですね。


問題番号31は、Main figures と Minor figures の組み合わせを答える問題ですね。
この問題を見た時、who's whoの意味が分からないという人も多かったのではないでしょうか?
でも、落ち着いて
figuresは表と覚えている人も多いと思いますが、選択肢を見ると、登場人物だと分かりますね。
つまり、主要な登場人物3つと、主要でない登場人物2つを答える問題ですね。


問題番号32~35は、3つ目のスライド(pre-fame storyline)の空欄に入る物を答える問題ですね。
そこにはstory lineとあるので、物語の展開を答えればいいと、分かりますね。


問題番号36,37は、4つ目スライド(aston ability)の空欄に入る物を答える問題ですね。


問題番号38は、5つ目のスライド(aston now)を完成させる問題ですね。


さて、問題分析は終わりましたが、要点を掴めないことが多いですね。
ただ、問題番号30には、プレゼンテーションとあります。
なら、レポートの様だと思ったものは、実は、プレゼンの台本で、スライドと対応しているのかも…と考えることが出来ますね。


次に、本文説明の分析をしましょう。
すると、レポートやプレゼンの台本と思っていたものは、international news report(国際ニュースレポート)で。それを読んで、プレゼンをする予定というのが分かりますね。


次に、パラグラフリーディングです。
一段落目は、5年前、Mrs.Sabineは彼女の馬を失った。
二段落目は、農場は承諾してくれ、Mrs.Sabineは、仕事を始めた。
三段落目は、しばらくしてMrs.Sobineは、ポニーを提供された。
四段落目は、今やSobineとastonは、彼の技術を見せるために、ヨーロッパ中のweekend fairやhorse showに行く。(三段落でastonが登場している)
五段落目は、Sobineはスマホで、astonの写真を見せた。
六段落目は、過去2~3年は、show-jumpingをするどっしりした牛のニュースが、素早く広まった。つまり、今や、astonはオンラインフォロワーが増えていることが、主な魅力である。(;がつまりの意味)
七段落目は、Mrs.Sabineが言っていること。


では、問題を解いていきましょう。
問題暗号30は、本文の主題を捉える問題でしたね。
パラグラフリーディングの活用と、選択肢から分かりそうですね。
しかし、全体を取るので、他の問題を解いてから解くのがいいかもしれません。
一回飛ばしましょうか。


問題番号31は、主要な登場人物3つと、主要でない登場人物2つを答える問題でしたね。
パラグラフリーディングから、Mrs.Sobineとastonは主要だと分かりますね。
よって、選択肢は、②と④に絞ることが出来ますね。
ただ、ここから答えを導きだすには、読まなきゃいけないですね。
もしかしたら、他の問題からの方がいいかもしれません。
この問題も一回飛ばしましょう。


問題番号32~35は、3つ目のスライド(pre-fame storyline)の空欄に入る物を答える問題でしたね。
story lineなので、パラグラフリーディングを活用しましょう。
また、問題番号35の空欄の次には、
Aston and Sabine start going to shows
とあります。ので、一段落目~三段落目に書いてあるstory lineだと分かりますね。

story lineの一つ目には、sabineの馬が亡くなったとあり、
一段落目の内容は、パラグラフリーディングより、「彼女の馬を失った。」と分かりますね。この二つが対応しているので、本文を読むのは、二段落目からでいいでしょう。

二段落目の内容は、パラグラフリーディングから、「Mrs.Sabineは、仕事を始めた。」と分かるので、問題番号32の答えは、④と分かりますね。

二段落目を読み続けていくと、
she asked the former if she could buy him and his mother.
とあるので、
問題番号33の答えは、③と分かりますね。

さらに、二段落目を読み進めていくと、
Sabine then started taking 309 for walks to town.
とあります。
よって、問題番号34の答えは、⑤と分かりますね。

残りは①か②です。
ですが、このstory lineは三段落目までのことでしたね。
②は、ともに100kmの旅をするとあるので、これはパラグラフリーディングから、四段落目のことだと分かります。
よって、問題番号35の答えは、①と分かりますね。

以上で問題番号32~35の答えは、④,③,⑤,①と分かりますね。


問題番号36,37は、4つ目スライド(aston ability)の空欄に入る物を答える問題でしたね。
この問題で先ず考えなければいけないのは、astonとは何か?ですよね。
パラグラフリーディングから、三段落目でastonが登場しているのは分かるので、三段落目を見ます。

すると、ponyをleonと名付け、309(子牛)をastonと名付けたのが分かりますね。つまり、aston abilityとは、子牛の能力や技術についてのことですね。
四段落目からは、パラグラフリーディングから、彼の技術を見せるために、ヨーロッパ中のweekend fairやhorse showに行くとあり、能力や技術について書いてあるのは三段落目だと分かりますね。

さて、三段落目を見ると、
how to leap over one-meter-high horse jumps with Sabine on his back.


とあります。
よって、問題番号36,37の答えは、①,③と分かります。


問題番号38は、5つ目のスライド(aston now)を完成させる問題でしたね。
5つ目のスライド(aston now)を見てみると、
it's a show jumping bull.
travels to fairs and events with Sabine
とありますね。
そういえば、パラグラフリーディングで、六段落目の時に、
今や、astonはオンラインフォロワーが増えていることが、主な魅力である。
とありましたね。
ということで、問題番号38の答えは、①だと分かります。


さて、問題番号30に戻りましょうか。
問題番号32~問題番号38で、どんな文かは読み取れましたね。
問題番号30の答えとして、適切なのは、③でしょう。


問題番号31は、②か④で迷っていましたね。問題番号36,37で309がastonと分かっていますね。
よって、主要な登場人物にastonがあり、主要でない登場人物に309がある②は、矛盾していると気づきますね。
よって問題番号31の答えは、④と分かりますね。



以上で、大学入試共通テスト英語の第5問目の解説を終わります。
いかがでしたでしょうか?
今回はパラグラフリーディングだけでなく、問題をあえて飛ばす勇気が必要でしたね。
パラグラフリーディングをしても解けない!だから読もう!
ではなく、
パラグラフリーディングをしても解けない!
もしかしたら、今後の問題を解くのがヒントになるかもしれない。
一回飛ばそう!!
という、思考回路です。

さて、実際に読んだところは、二段落目と三段落目ですね。
読まなければ、時間がかからない。さらに、上記の通り、根拠はしっかりしているので、解きやすいです。
明日で、6問目が終わるので、来週のどこかでパラグラフリーディングについてしっかり書こうと思います。

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