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効果バツグンだ!!を求めて。(あるのかないのか分からない自分を活かす場所)

ポケモンバトルで相性の良い技を繰り出したときに発せられる言葉がある。タイトルの「効果バツグン」である。

一方で相性によっては「効果はいまひとつ」となることもある。
ポケモンにはタイプの相性があり、炎タイプは草やこおりタイプに大きなダメージを与えることができる。
そのダメージ量は通常の2倍に設定されている。

逆に効果いまひとつだと、半分のダメージしか与えることができない。

「ここで頑張れずダメなら、どこでも通用しないよ」
心の中の架空の先輩が僕に告げる。
年始から、仕事を新しくすることを考えている。「どこでも通用しないよ」は、自分が勝手に創り上げた、空想上の先輩である。

先輩の言葉には一理ある。いや、一理どころか何理もある。

目の前のことを頑張ることは大切だ。
そして、コツコツとダメージを与えれば、効果がいまひとつだったとしてもいつかは相手を倒すことができる。

問題は受けているダメージの方である。
相手を倒す前に自分が倒れてしまっては当たり前だがバトルに負けてしまう。

相手からの攻撃が効果バツグンだとすぐにポケモンは倒れてしまう。
ポケモンバトルでは相手に与えるダメージだけでなく、相手から受けるダメージも考えてポケモンを交換したり、技を選択したりする。

仕事に置き換えてみる。
めっちゃ頑張って仕事をなんとか片付ける。
効果いまひとつでも時間と体力をかけて、なんとか人並みにバトルを終える。
ただし受けた攻撃(仕事からくる疲れやストレス)が効果バツグンで、残りの体力はわずかである。
受けるダメージを考えて、つまりは「しんどい」を理由に逃げてしまうことは、果たしてダメなことなのだろうか。

イワークが出てきても、頑張れピカチュウと言ってしまって良いのだろうか。
今自分は自分自身にそういうバトルを強いているような気がしている。

言い訳だろうか、逃げだろうか。

どこかで自分の頑張りが効果バツグンになる場所があるだろうか。

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