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「売上を、減らそう。」の『反撃の狼煙』

先日、オンライン講演会でベストセラー書籍「売上を、減らそう」で有名な佰食屋社長の中村朱美さんの話をお聞きすることができました。​



私はこの「売上を、減らそう。」が大好きな本でして、その何が好きかといいますと、まずはオーナーである中村さんご夫妻が目指している世界観ですね。実現したいと思われている世界感が私の価値観とすごく合致しているので共感しまくりなんです。​



そしてもう1つの好きなポイントが、その世界観を実現するための経営システムの精密さですね。戦略とオペレーションがものすごくハイレベルで整合しているんです。分析癖のある人にとってはいろいろ語りたくなる、そんな経営を実現されています。​


そんな感じで私は佰食屋が大好きなので、関西に行ったら食べに行きたいと思っていたのですが、今回の新型コロナが佰食屋を襲い掛かりました​。


今回はさすがに佰食屋も耐えきれず、4つの店舗のうち2店舗が閉鎖に追い込まれます。そのときの中村さんが泣きながら閉店の報告する様子は、ガイアの夜明けでも放送されましたので、ご覧になった方もいるんじゃないかと思います。​


そしてその後どうなったのかすごく気になっていたので、今回の講演会に参加してみたんですけれども、これが本当に凄かった!​


復活を遂げるだけでなく、コロナを経てむちゃくちゃパワーアップしている感じでした🙂


コロナ禍により、京都の繁華街にある2店舗は売上8割減などに追い込まれて閉店したわけですけれども、住宅街にある残りの2店舗は前年度と同等の売上をキープ。


さらにその間にオペレーション改革も地道に進め、現在では持ち味である「幸せな働き方」はキープしたうえで、利益率もあがり、筋肉質な経営体質にバージョンアップしているとのことです。​



そしてそれだけに留まらず、次の一手も今水面下で進めているとのこと。​


もともと中村さんは「売上を、減らそう。」という言葉に象徴されるような、「幸せな働き方を全国に拡げるための、佰食屋1/2のフランチャイズ化」を目指していると書籍にも書かれていましたし、今回も仰っていました。​


目的は「キャッシュを増やすためのフランチャイズ」ではなく、あくまで幸せに働く人を増やすための「働き方のフランチャイズ」です。おそらく次の一手として、この事業展開を大きく進めていくのではないかと予想しています。​


そしてここまで書いてきて、なぜこの話ライフシフト塾の記事として書いているかといいますと、この「佰食屋1/2のフランチャイズ」はライフシフトの選択肢として非常に魅力的だと思うからなんですね。​



なぜなら、この「佰食屋1/2」の働き方は「withコロナ時代であっても夫婦二人でサステナブルに働いていける仕組み」だと思うからです。​



この働き方がライフシフトの選択肢として全国に広まっていけば、いい顔して人生100年時代を生きていく人が結果として増えていくんじゃないかと。そんなふうに私は思うんです。


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ということで、中村さんが今水面下で企んでいるという取り組みが今後どんな感じで発表されるのか、この先が本当に楽しみです。​



今日も読んでいただきありがとうございます。​


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