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自分の救済者は自分自身 一日一南無 Vol.7

宗教というと、誰かを信じて救いを求めるという性格が強い印象ですが、仏教はそうではなく、頼れるのは自分だけというストロングスタイルです。
ダンマパダでこのように語っています。

自分の救済者は自分自身である。他の誰が救ってくれようか。自分を正しく制御してはじめて、人は得難い救済者を手に入れるのだ。

ダンマパダ 160

お釈迦様は明確に自分のちからで解決しなさい、そのために四諦八正道を理解し修行に努めなさい、というスタンスです。
とかく苦しみの中では誰かにすがりたい気持ちになるし、そのための宗教として発展したきたところが、他の宗教では強いと思いますが、仏教は他とは明確に一線を画していますね。

厳しい言葉ではありますが、神秘体験などの非科学的な話ではなく、とても合理的で科学的なところが仏教の素晴らしさなんだと思います。

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