ディズニーと仮想通貨の信用価値
アメリカのフロリダ州にあるEPCOT(エプコット)という施設。
あのウォルトディズニーが建設した「実験的未来都市」"Experimental Prototype Community of Tomorrow"です。
今はウォルトディズニーワールドの一部となっていますが、ここは1982年にウォルトの構想により建設されたパークです。
ウォルトの思想は最終的にEPCOTを、内側から鍵をかけて独立国家として形成したかったようです。
エプコットで生活をし、園内で作られたの農作物を食べ、通貨も発行し、人々はモノレールに乗って生きていくというコンセプトの実験都市でした。
しかしその都市構想はウォルトの死と共に実現できなくなってしまいました。
しかし、今現在でもウォルトが描いていたEPCOTの計画性がディズニー
ワールド内で見ることができます。
モノレールも農園も実際に作られています。
僕がここで注目したいものは通貨です。
こちらがディズニー通貨の「ディズニーダラー」です。
今では様々な種類があります。
数年前に発行中止になってしまいましたが、実際に園内で使用できた通貨で、通貨の価値は1ドル=1ディズニーダラーとなっていました。
ディズニーワールド内のみで使用できる通貨を作り、園内の中で経済を回していました。
今後は通貨を電子化する動きもあるようです。
「通貨」の面白さは通貨=信用という図式だと思います。
お金持ちは信用持ちなので、その通貨がその場所にふさわしい信用があるかどうかによって「お金持ち」の形が変わるんです。
もしこのディズニーダラーをそのあたりの飲食店で使うと「お前はふざけてるのか?」と言われて通報されるでしょう。
けど園内なら使用できる。
それは園内では信用されているからです。
日本円だってアメリカの飲食店で使用すれば「お前ふざry」となります。
ビットコインも同じです。
なので「ディズニーダラー金持ち」はディズニーワールドを一歩出た瞬間から「信用ゼロ」になるんです。
日本円も同じで、「日本円金持ち」が日本を一歩出た瞬間から「信用ゼロ」になります。
Tポイントがディズニーワールドで信用されていないようなものです。
こう考えると、仮想通貨はまだまだ社会的信用が足りていません。
最近になってポツポツと仮想通貨払いができるお店が増えてきましたが、まだまだ足りません。
それだけ仮想通貨には信用がまだないということです。
ただ仮想通貨のように「よくわからないもの」に投資をすることは正解です。
もし「よくわかっているもの」に投資しても値動きはほとんどないですからね。
また、そのような「よくわからないけど面白そうなもの」に投資するのは楽しいですよね!
それだけで「投資をする価値」はあると思うんです。
投資は自分が「投資をする価値」があるものに投資することが一番大切だと思います。
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Twitter:仮想通貨芸人マサキ
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参考文献:
「創造の狂気 ウォルト・ディズニー」ニール・ガブラー
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」西野 亮廣
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