マル

とりあえず、note で書くことを始めました。 総じて、学ぶことが好きです。 日々の暮らしで学んだことを書いていきます。 クリエイティブとかアートという言葉に弱いです。 自分にないものだからかな。

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とりあえず、note で書くことを始めました。 総じて、学ぶことが好きです。 日々の暮らしで学んだことを書いていきます。 クリエイティブとかアートという言葉に弱いです。 自分にないものだからかな。

    最近の記事

    夕方4時の笑い声

    「ハアッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハァーーッ!」 平日の夕方、4:00、 近所に、大きな笑い声がこだました。 女性の声だ。 一人の声しか聞こえてこない。 いつもの「笑い声、一人前」だ。 あれ、あの人、平日もやってるんだ、 なんてふと思ってしまった。 毎週末、夕方のやっぱり4:00頃、欠かさずに、その笑い声を聞いていたからだ。 だから、週末限定だと思っていたんだけど、 平日もだったのか。普段は、平日の夕方に家にいないから知らなかったよ。 どことも特定できないけれど、近くの

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      • 母と出会い直す

        遠くで暮らす家族が、脳の病気を患い、いきなり介護の話しに深く関わることになった。 少しずつ老いていく母と一緒に過ごす時間は、自分にはなくなった。 そして、少し大げさに言ったら、前とは違う母が目の前に突然現れた。 それに気持ちを合わせるのに、今はまだ時間がかかっている。 こういう気持ち、なんて言うんだろう。 「寂しい」 「虚しい」 「無力感」 「動揺している」 先人は、よく言ったものだ。 言葉にするほど、白々しいような気がしてしまう。 母は、治療という点では、急を要

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        • 曇った日曜日とブラスバンド

          今日は一日、薄曇りだった。 せっかくの日曜日だったけど、ちょっと体調を崩して、一日中、家でごろごろしてた。 でも、おかげでnoteもたくさん探索したし、本もちょっと読めたし、すごく満ち足りた気分だ。 そんな風にほくほくしていたら、窓の外からブラスバンドの演奏が聞こえてきた。 ブラバンらしい、軽快な小気味よい音楽だ。 アパートのすぐそばに、女子校があるんだ。 なかなかのお嬢さま校らしい。 こないだ保護者参観日みたいのがあって、たまたま見かけたんだけど、 絵に描いたよう

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          • ある展覧会での体験を忘れないうちにメモしておく

            すごい展覧会に行った。 やあ、あまりにすごすぎて、自分には、なにをどう表現したらよいか分からない。 ベルリンを拠点とするアーチスト、 Chiharu Shiota 氏の’ The Soul Tremble ‘  というタイトルの展覧会だ。 見上げるほどの大きなオブジェや、絵画、映像など多岐にわたる、大きな展覧会だった。 タイトルを侮ってはならない、と知った。 たまたま会っていた友人に、 日本人の有名なアーチストの展覧会がきてるよ。 これから行くんだけど、どう?と言われ

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            • 小説に書きたくなるような街とは

              この街の図書館は、最高の場所だ。 どの階にも、大きくて、カラフルなソファがあり、 のんびりとした雰囲気がある。 他にも、背もたれが高いイスや、広々としたデスクスペースもあって、長い時間勉強したり、調べものしたりするにもちょうど良い。 窓のそばに座ると、相変わらず大きな川がもったりと流れて行くのが見えて、読書の合間に少しリフレッシュもできる。 ああ、自分は、本当に川が好きなんだな… ここで、あらためて思う。 街の図書館で、コーヒーを飲みながら勉強したり、本を読んだりす

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              • 「ショック」「喪失感」に気づくことが、こんなに大事とは知らなかった

                少し前に、私は川のそばに住んでいると、ここに書いたことがある。 あまりきれいな川ではないけど、なかなか見た目のよい鉄骨の橋がかかっている。 かっこいいな、といつも感じる。 その橋は、毎晩、特定のテーマに沿って、カラフルなイルミネーションがなされ、なかなか美しい。 市のサイトに行くと、イルミネーションカレンダーなるものがあり、毎日のテーマが分かるようになっている。 先日、その橋は、赤と白に彩られた。 the colours of Japan - to pay trib

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                • 在外選挙に行くに至るまでの、ちょっとした気持ちの変化

                  雨がパラパラと降る、金曜日。 金曜日なのに、気持ちが上がらない。 空にはもったりとした分厚い雨雲だ。 馴染みのカフェに行って、気分転換でもするか と、考えながら、ふと思った。 いつも気持ちを上げようとするクセがついてないか。 これも「同調圧力」なんだろうか? ハッピーでいましょう、という圧力とか? むしろ、こんな風に考えている自分がなんか面倒だなあ、と苦笑してしまった。 今回のウィルス問題がおきるまで、同調圧力について深く考えたこともなかった。 マスクやなんや、ウ

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                  • 「犬と暮らしたい」気持ちを書いてみた(描いてみた)

                    彼女の名前は、ココ。 「She is so beautiful. 」 そんな風に飼い犬を紹介されたのは、初めてだった。 「性格が、すごくいいんだ」という。 紹介された本人も、嬉しそうに目をキラキラさせて、ツヤツヤの鼻を寄せてきた。 これは、先日、アパートのエレベーターの中での話し。 この国では、犬は、本当の家族だ。 週末になると、当たり前のように車に乗り、家族と一緒に海や山に出かけていく。 映画などで、ピックアップトラックの荷台に犬が乗っているシーンを見たことあるだろう

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                    • なんてことない川のはなし

                      うちの窓からは、大きな川がすぐそばに見える。 この川は、街中をぐるりぐるりと流れて、海へと繋がっている。 私は、若いころ、大きな川の流れる街をテーマにした小説を読んでから、川の場所に住むことに憧れがあった。 だから、ある意味、願いが叶ってる。 あと、社会人駆け出しのころ、京都に住んでいたことがあった。 そう、鴨川だ。 休みの度に、街に出かけていき、あの狭い薄暗い路地と、パンっと視界が開ける鴨川の風景の対比を楽しんでいた。 川沿いを少し歩くだけで、川自体も、街も雰囲

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                      • 「月の輝く夜に」

                        そのむかし、「月の輝く夜に」という映画を観た。 たしか、ザ・昭和なVHSで観た覚えがあるから、家族の誰かがビデオ屋さんで借りてきて、家にあったのかもしれない。 主演は、シェールとニコラス・ケイジだし、その映画はたくさんの賞を取ったから、知っている人も多いかな。 とにかく、強烈な印象で、自分の中で、絶妙な立ち位置で存在感を放っている作品なんだ。 (ちなみに、私は映画に詳しくはないし、観る数も少ないと思う) ニューヨーク・ブルックリンを舞台にした、イタリア系アメリカ人社会

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                        • こどもと大人の境い目を生きる

                          何年も、何年も前の話し。 喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、10代ぐらいの娘さんとお母さんが入ってきて近くの席に座った。 申し訳ないんだけど、 なんとなく彼女たちの会話が聞こえてしまった。 最初は、他愛もない、よくある親子の会話だった。 だけど、時間が経つにつれて、娘さんの周りの空気が微妙に揺れてきたように感じた。 お母さんは至って普通の、大らかな対応で会話を続けているけど、 娘さんは、思春期真っ只中だからだろうか、目の前の会話以上に、なにかを感じ取っているようだ。

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                          • 「自分がなりたかったもの」=「人生に意味が欲しかった」という青年の話し

                            It is never too late to be what you might have been.  自分がなりたかったものになるのに  遅すぎることはない ジョージ・エリオット イギリス女性作家 1819-1880年 兄から、こんなクオートが送られてきた。 正直に言うと、ジョージが誰だか分からなくて調べたんだけど。 本名はメアリーと言う、女性作家だった。 彼女の生きた時代は、女性の書くものはつまらないと言われていたので、あえて男性の名前をペンネームに使って

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                            • 静かな国に住むというのは

                              この国は、なんて優しくて繊細なんだろう。 久しぶりに帰ってきたら、ありありとそれが際立ってみえてきた。 新緑の香りが濃くて、濃くて、 くらくらしそうだ。 人々が、小さな狭い場所を、分け合って生活している。 まるでテレパシーみたいに、無意識に周りを読んで、上手に、丁寧に、身をこなしている。 今、駅百選には選ばれる古い駅のホームに立っている。 平日なのにすごい人だ。 ホームは、狭くてこわいし。 ぶつからないように、列が乱れて広がらないように。 たくさんの乗客がホームに

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                              • 「昨日はごめんね、よい一日を」

                                朝の8時、 市庁舎の鐘が鳴った。 いつも通りの朝。 鐘の音は、カラン 、カランと、明るく乾いていて、石造りの建物に反響しながら、上へ、空へと抜けていく。 その時間になると、目抜き通りにある大きなモニターが、国営放送のニュースを流し始める。 今日も、いつも通りに始まった。 物価高の話しみたいだ。 とうとう、公共交通機関の運賃値上げに踏み切るとか、どうとか言っている。 私は、少し冷たい空気を、スンッと吸い込んで、空を見上げた。 外気って、すごいな。 気分がいいや。 ち

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                                • 住む場所は自分で決める

                                  夕焼けを見に、車で近くの山に上がった。 頂上に上がるまでの途中に、ちょうど良さそうな場所があったので、車を止めて、近くのベンチに腰掛けた。 ふと気づいたら、つがいのワライカワセミが近くの木に止まっていた。 こんな近くで見ることは中々ないから、まじまじと見つめながら、 鳥ってあまり、見つめたらいけないんだっけ、 と、のんびり考えた。 この小さな山は、街の中心地からすぐなのに、とても静かだ。 緑と灰色を混ぜたような色の葉っぱ。 夕日は、橙色と桃色を混ぜたような色あいで、

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                                  • ふいに、涙が出るのはなんでだろう

                                    今朝、近所のカフェに行った。 新しくできた店らしく、まだ、全てが真新しい。 コロンビアの豆だけを扱うカフェだ。 スタッフも、お客さんも主に中南米の人らしく、スペイン語が聞こえてくる。 ここに来るのは、二回目。 美味しかったから、前回と違うものをオーダーしてみたいと意気込んでいた。 ふと、家族連れのお客さんが目に入った。 おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子ども三人。 子どもの一人は、ふわふわのうさぎのぬいぐるみを抱えているのが見えた。 休日の朝、家族みんな

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