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私の耳は凹凸が少ない ~骨伝導イヤホンに出会えて感激した話~

私の耳は凹凸が少ない(らしい)。AirPodsがひっかからない。
耳の中にねじ込むやつも同じ理由で少しずれると脱落する。

こんな私の、悩めるイヤホン生活を解決してくれた、骨伝導イヤホンとの出会いについて話したい。

白いカバーの中に黒い箱が二つ

出会いはひろさん(@HChuotto)のご紹介。
手に取ったのは我が家に配送されたその日が初めて。でも、完璧なお相手でありました。

手触りのいい紙の箱を開くと、内側にイケイケな写真プリント、思わず「カスタマーエクスペリエンス~~!」と叫んだ。心の中で。
(体験に心が動かされると、CXとかUXとか言いがち)

紺色を購入しました。

悩める私の耳

少し前、夫のお下がりのAirPodsを使ってみたが、てんで耳の中にとどまってくれない。
自腹を切るしかない、と、耳の中にぐいっと突っ込むタイプのワイヤレスイヤホンを購入したが、こちらも、よく紛失しなかったな…というくらい落とした。落下の衝撃で壊れるのではないかと気が気でなく、次第にあまり使わなくなってしまった。

だいたいそもそも、耳をふさがれるのが苦手。いやまあ得意な人の方が少ないかな?
聴力検査のヘッドホンをつけるのはなんとなくこわいし、VRコンテンツもそのせいでちょっと苦手な気がする。

本題に関係ないけど、耳だけじゃなくて足もふさがれるのが苦手だし(だから冬でも素足が多い)、顔回りに髪の毛があるのもいやで(長くしたいのに結んじゃう)、特別気に入ったものを除いてタートルネックもだめ(そのせいか胸元を強調しているとか言われがち)。

つまりは「耳にしっくりくるイヤホンがないけど、手ぶらでスマホやPCから自分にだけ聞こえる音を再生したい」状況がこの1年ほど続いていた。

そこに加えて、BGMの流れ続ける場所や人混みの音のしんどさが増していた。ので、ノイズキャンセリングイヤホンというのを買おうかなと考えていた。
悩んで悩んで、Twitterではフォロワーさんにオススメを教えていただいたり。その節はありがとうございました。

いくつかいただいた候補から、そろそろ決めるか…というタイミングでした。

オンライン中国語講座に申込み

2021年10月から、オンラインの中国語講座を受講することに決めたのです。

となると、イヤホンを使いたいシーンが変わってくる。
夫と子供のいる居住空間で、自分だけ外部と接続しても快適に過ごせるものが必要だ。

そういえば骨伝導イヤホンというのがあった

そういえば勤務先でテレカンが増えてきたころ、早々に骨伝導イヤホンを導入している方がいた。
耳をふさがないで、自分にだけ音が聞こえるというイヤホン。まるで伝説の存在…

あれならいいのでは!! と方向転換。

ふたたびTwitterでおすすめをおうかがいする。
改めまして、教えてちゃんですみません。

そこでいただいたのがひろさんの以下アドバイス。


ひろさんは生活、仕事に工夫をし研究をし情報を整理するのが上手な元駐夫さん。
そしてなぜかリアルでの共通の知人友人がちらほらいます。ご本人にはまだお目にかかれたことがないのだが…。

話がそれました。
骨伝導イヤホン、アフターショックスは少し高いなと思いつつも、いいものは高い&そんなひろさんのおすすめなら間違いない!ということで即決しました。

(そういえば昔アソシエイトプログラム申し込んで断られたんだった…どよん。noteで再度チャレンジするか)

商品到着&付けてみた

そんなわけで冒頭の商品が到着しました。

Bluetoothは簡単につながるし、聞いていたとおり軽い。本当に付けていることを忘れます。
も~~~いいところいっぱい!なんだけど絶賛しても仕方ない気がするので、使ってみて気になる部分をせっかくだからまとめてみる。

難点はまず、マスク付けている時・髪の毛おろしている時少し着用しづらい
そして仰向けになって使用しづらい(頭の後ろに部品があるから)のと、メイクや皮脂が付着しそう(というかしてる)なのも気になります。

耳にかけている写真じゃなくてすみません

電車とか人混みだと、当然だけれど音が聞こえづらいです。

あとは、地味に工数を取られる印象なのが、ペアリングしたい相手がスマホなのかPCなのか、優先設定ができないっぽいところ。
PCで使おうとおもっているのに、真っ先にiPhoneとペアリングしてしまって、PCで接続不可になってしまう。iPhoneの方で「接続解除」のひと手間が必要なのです。
(…が、これは研究不足なだけで何かしら解決策があるのかも‥もうちょっと調べます。)

「よそ聞き」とYouTube

これを購入して明らかに変わったな、と感じたのが、自分のYouTubeの鑑賞頻度。
これまで、YouTubeを観ていると小学生の息子が「何々!?」と絶対寄ってくるので、彼が寝る支度をしている時や勉強している時なんかは「見ない」という選択肢しかなかった。

ところが、骨伝導イヤホンで再生すれば、自分はコンテンツを聞きながら息子の寝る支度をせかすこともできるし、家族の様子も確認できる。
寝てる夫が起きてきて、うるさそうにリビングの扉を閉めてくることもないでしょう。

通常のイヤホンを付けてYouTube鑑賞する、という選択肢もあるわけだけど、自宅にいる時はどうしても「自分だけの世界にこもる」ような行動を無意識に避けている気がする。

骨伝導だと、「あくまで目の前にいるあなたが主。耳はちょっとよそ見(よそ聞き?)してるけれど~」という状態を作れる…気がする。

佐伯ポインティさんがはかどる

息子ちんが起きている時間のYouTube鑑賞には、問題がもう一つあった。

私が好きな佐伯ポインティさんの番組(WaidanTV)。これは聞かせるわけにいかない。鑑賞のために、必要な知識が多すぎる。

そんなわけでこれまでは帰宅途中にTwitter版ダイジェストを見る、にとどまっていた。
のだけど、このイヤホンをゲットして自宅でも非常にはかどるようになりました。笑

脳内マイワールドを音声で繰り広げていた私

そうそう、ひろさんは骨伝導で音が聞こえることを「すごい不思議な感覚」というふうに表現されていたのだけど、自分にはあまりそんな感覚がなかった。

たんなる感覚の違いかとも思っていたが、バスに乗っていてふと気づいた。

私、普段から、頭の中で独り言だったり小説の一節だったり漫画のワンシーンだったり、あるいは音楽を、自分で再生しているなと…

誰か私のように、移動しながら脳内マイワールドを音声で繰り広げられている方。
ぜひ骨伝導を初めて使ったときの感想を聞かせてほしいです(笑)



※…ところで自分以外の人間の耳にも結構興味があります。

※…ところで(その②)世の中には、中華イヤホンというカテゴリがあるらしい。

※…ところで③中華イヤホンの魅力は沼らしい。


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