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ライター歴数年の私が考える「構成案づくり」「執筆」のコツ:情報×表現力が面白さを左右する

山浦です。大学を出て10周年です。びっくり。1月から2年ぶりに社員になりました。

大学出たらサラリーマンとして新聞記者になりたかったけど、就職活動で全部落ちてしまい、機械メーカーに入ったらアワナクテ離職。

その後転職を繰り返し、子供産んだりフリーランスになったりしましたが、どうしても書くことが好きで続けてたら編集者として今お給料をもらっています。

今回は、主に勤務先編集部にいる大学生インターンの方に向けて、私の文章の「構成案づくり」と「執筆」の時気を付けていることをまとめたいと思います。

※自分の感想や考えを書くエッセイとかじゃなくて、今起きていることを伝える文章についてです。

構成案づくり=記事の骨子の作り方

いきなり文章を書く…というのもありっちゃありなのだけど、誰かに読んでもらうための文章を書く際、伝えたいことがより伝わるように書く必要があります。

あるいはお金をもらって何かを書く際は、費用対効果を自分や組織のために考慮しますので、時間を意識しながら取り組みます。

1. 言いたいこと考える

「これ面白かったよ」ってことを伝えるのが記事です。

面白いことは?それがなぜ面白いといえるのか?を整理します。

この時、世間は無名の自分の意見を求めていないということをしっかり言い聞かせます(自分に)。

客観性のある情報を見せて、それから無理のないロジックで導き出される可能性を示してあげる(考察)のが大事です。

2. 見出し3こつくる

以下の点を意識して、3つ程度見出しを作ります。

・面白さを構成する要素はいくつに分けられる?
・その面白さを理解するために、把握しておくべき前提知識は何?
・どういう順番で見せたら他人に伝わる?

3. まとめを軽い言葉で書く(どうしても思い浮かばない場合は、いったんスキップ)

客観性のある情報から、無理のないロジックで導き出される考察について、メモします。

4. 冒頭を書く(魅力的に)

冒頭は、記事をライターさんに発注する場合、お任せしてもいいところではあるのですが…構成案を考える時点で、どのようにその話を切り出すのかについても一緒に考えるとよいです。

・なぜ今この主題に言及するのか?
・普遍的なテーマであるならば、なぜ普遍的に取り上げるに値するとみなされているのか

その主題が取り上げられるべき背景を、以下の「文章を書くコツ」に沿って解説してあげます。

文章を書くコツは?

続いて「人に読んでもらえる文章」の書き方を整理します。

そもそも、人に読んでもらえる≒わかりやすい文章、とは。

・出来事の順番と因果関係が明確に示されている。
・しっかり単語をつかって「なにについて話すのか」というのを表現するとよい。

この二つが大事です。

この二つはどうしたら達成できるか?さらに、4つの要素に因数分解してみた。

■わかりにくい文章を書かない

わかりやすい文章とは、わかりにくい文章表現を避けて残ったもの…かもしれない。(ここにきて気づいたけど、私は人に文章の書き方を教えたことがない。)

こんな感じの文章はいやだ。

・複数の解釈ができてしまう文章
・流れが悪い文章≒主語と述語が合致していない文章

■入れなきゃいけない情報を入れる

人に情報を伝えるとき、以下ははずしちゃだめ。

・5W1H
・物事の関係性(どっちが上位概念なのか。あるいは比較しているのか:比較する場合にはその複数は比較するのにちょうどよい関係性なのか。)

■語彙

言葉で物事を説明するためには、当然ですが語彙が豊富なほうがいいです。

語彙を増やすためには、インプットするのがまず第一。ありきたりだけど、他人の文章を本や新聞で読む。

それを自分でアウトプットする回数が増えれば、よりその表現を取り出すまでのスピードが速まると思います。つまり、言葉を紡ぎだすスピードが速まる。

もんやりしていたイメージを、くっきりぱっきり示せるようになるのは多分快感です(私だけかな)

※報酬をいただく執筆の場合は、使う言葉の範囲がその掲載先の媒体にあっているのか要検討。(もし記事書きのお仕事をもらえたなら、あるいはライターにアプライするなら、まずは掲載先の媒体の文章のノリ(トンマナとかいいます)をチェックしましょう)

■話の結論の見せ方

結論部分ではどういう話の運びをすればいいかというと、一つのモデルとしては以下のパターンがあると思います。

全体の話
→もう少し具体的で解決モードな目線
→さらに、視点をもう少しミクロに寄せ課題をピックアップ
→解決策になりそうなヒントを提示。

全体の話をずっとしていても、一般論な解決策も、たぶん読者の知的好奇心は満たせません。

ばらばらに世の中に散っている情報を、関係性を整理して示し、最後に最もクリティカルと思われる結論を入れてあげる。

ここの結論に何を持ってこれるか?は、普段の情報収集(別に最新情報に限らず…)が左右すると思います。

他人に伝えるに値する情報とは?

単なる情報の羅列と、他人に「読んでよかった」と思ってもらえるコンテンツの違いって何でしょう。

・情報が新しい
・視点が新しい
・問題の解決策になっている→一般論を書いてしまうと、「あ、っそう」って言われてしまう

新しさや解決策に気づくためには…日々情報をインプットするしかないと思います。

私は自分で情報を収集するのが苦手なので、情報感度の高い方の発言を(プライベートも含め)SNSで追いかけています。

あとは本や雑誌もマメに読む。最新情報も大事だけど、古びない知識や歴史が本の中にあったりします。

偉そうに書いたけどおすすめの本があったら教えてください。

雑感

以上は、普段、ライターさんやインターンの方へフィードバックする際に、私の脳内にあるルールです。

文章表現やコンテンツの構成についての気づきはすべて、これまでお世話になった編集さんや上司の指導のたまものです。自分では気づけないような点を指摘いただき、またアウトプットの機会をいただいてきました。

この1年強、メディア運営に内側から携わっているわけですが、時流をとらえたネタはもちろんのこと、情報×表現力で、記事(コンテンツ)の魅力が左右されるのだなということを引き続き感じています。

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ちょっと話はずれますが、文章を書く、と、人前で話す、というのは全然別で、私はテキストで人に何かを説明するのは得意ですが、人前だと全然ダメです(お会いしたことのある方ならわかるよね…)

楽しく会話、は得意だけど(情報のキャッチボール)、少しボリュームのある内容を、相手が同じような認識・理解ができるように、順序よく、抑揚をつけて話す、というのができません…。

文章が上手になると、テキストベースのコミュニケーションもより楽しくなると思います。ウィズコロナの時代にぴったり…(なんて書くと、コンテンツの冒頭に『新型コロナウイルス関連の記事です、厚労省もチェック』とか出ちゃいそう…→出てた)

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85年生まれ、茨城育ち、中国語専攻。北京留学経験あり。25歳差の事実婚夫と息子と、東京に暮らす。仕事はライター・編集。趣味はバイオリン・読書・料理。
コメント (1)
最近、突然長文を書き始めて早くも壁にぶつかっている人間には大変参考になります。
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