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「分解と統合」で考える簿記1級とUSCPA試験

こんにちは。最近統計学を勉強しているときに、「分解と統合」というキーワードが出てきました。よく考えてみると、この考えは簿記や会計の試験勉強とよく似ているなと気が付いたので、それについて書いてみたいと思います。

簿記1級とUSCPA試験

簿記1級の過去問を始めて解いたとき、かなり絶望したのを覚えています。当時僕が使っていた簿記1級の市販テキストは6冊もあり、合計で1500ページ以上ありました。やっとテキストを終わらせて、過去問に挑戦したのに、全然できず、今まで何をしてきたんだろうとさえ思ってしまいました。

また、簿記1級ほどではありませんが、USCPAのTBS問題(総合問題)を初めてみたときは資料が多くて複雑そうだなという印象でした。

簿記1級とUSCPAに合格した今、当時のことを振り返ってみると、なぜああいう感想を抱いていたのかよくわかります。

最大の原因は「基礎」を理解していないからです。

一見複雑で難しそうに見える簿記1級の過去問もUSCPAのTBS問題も、問題を細かく「分解」していくと、一つ一つはテキストに載っている程度の問題であることがほとんどです。

つまり、これでもかというほど基礎を押さえることで、基礎的な問題を「統合」した試験問題が解けるようになります。

まとめ

今回の記事で僕が伝えたいのは、簿記1級やUSCPA試験などの勉強をしていて、上手くいかない場合は、わからない問題を「分解」して基礎に戻り、基礎をもっと押さえたうえで、基礎的な理解を「統合」してみると、案外うまくいくことがあるということです

簿記1級とUSCPA試験は試験範囲が多くので、少しでも先に先に進もうという気持ちになってしまいがちですが、基礎的な部分にきっちり時間をかけることで、長い目で見たときにスムーズに合格にたどり着けるのではないかと、思います。僕自身簿記1級には4回も落ちたのですが、もう一度基礎から勉強し直すことで、5回目は85点という高得点で合格することができました。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。一見難しそうなことも一度「分解」してみて、あとで「統合」してみると、理解できるということもあります。

「分解と統合」、そして「基礎」の大切さを忘れないようにしながら、数学や統計学など新しいことをぼちぼちと勉強していきたいと思います。


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